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黄金色のモンスーンコーヒー

モンスーンコーヒーは皆さんもご存知の季節風を利用してコーヒーチェリーを乾燥させるという、とても珍しい方法で精製されたコーヒー豆です。

●モンスーンコーヒーが出来るまで
まだ帆船がコーヒー豆輸送手段の主流だった時代、産地からヨーロッパの港まで輸送するのに約半年もの時間がかかったと言われています。
ですがこの長い航海の時間は、船倉に保管されたコーヒー生豆を緑色から黄金色に変え、独特の香味を持たせました。

時が流れスエズ運河が開通すると、ヨーロッパまでの航海日数は大幅に短縮されました。
それと同時にこの黄金色のコーヒーは姿を消しました。

しかし、この独特の香味を懐かしむ声が大きくなり、この要望に応えるためにモンスーン(貿易風)を利用したモンスーンコーヒーの生産が始まりました。

コーヒーの間を絶え間なく均一に吹き抜ける風『モンスーン』が、6〜7週間かけて徐々にコーヒー生豆を帆船時代を彷彿とさせる美しい黄金色に変えていきます。

モンスーンの黄金色が美しいコーヒー生豆

他では味わえない風が生み出した独特の香味と甘みをお楽しみください。

精製方法:モンスーン
原産地:インド

●焙煎度について
『モンスーン』の焙煎度は、独特な甘みと香味を楽しめる【中煎り】をオススメさせていただきます。
また、もともと酸味の少ないコーヒー豆ですのでコクが楽しめる【深煎り】もオススメです。
※煎り具合は【購入時のオプション】でご指定ください。

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