見出し画像

反抗声明とパンクロック

■反抗声明

1.ネットリンチに反抗する。
2.収益目的の誹謗中傷に反抗する。
3.ネットリンチ被害者を支持する。

■表現の自由の危機

THE BLUE HEARTS「爆弾が落っこちる時」の歌詞を思い出してほしい。
「爆弾」を「表現規制」や「言論統制」に置き換えてみれば、
今、起きている危機を理解してもらえるのではないか。

誰一人 喜んじゃいないのに
爆弾が落っこちる時 何も言わないってことは
爆弾が落っこちる時 全てを受け入れることだ
僕は自由に生きていたいのに
みんな幸福でいるべきなのに
爆弾が落っこちる時
僕の自由が殺される
爆弾が落っこちる時
全ての幸福が終わる

THE BLUE HEARTS「爆弾が落っこちる時」
作詞作曲 真島昌利

SNSユーザーの誹謗中傷の問題は、危険視される水準に達している。
すでに、司法の判断によって、表現の自由が制限された事例がある。
社会問題化すれば、より広い範囲において、制限が強まることは明らかだ。

にもかかわらず、誹謗中傷を事業として行う集団が現れた。
その事業の概要は以下の記事で解説している。

昔からあるゴシップ紙、週刊誌との違いは、公益性という建前がない
ネットリンチ集団は、一般の個人をいたぶって、嘲笑う。
気に入らない人物の人格を破壊し、最後まで、追い込もうとする。

言論統制はすでに始まっている

彼らは、既に、私設の小規模な言論統制を行っている。
訴訟をちらつかせて、威迫することで、抗議をけん制し、
シンパに検閲を行わせることで、反論を封殺している。
訴訟という権力を借りて、個人の言論を制限できる集団となった。

彼らの武器は、誹謗中傷だ。
難くせをつけて反論を引き出す。
感情的になって、暴言を吐けば、訴訟に持ち込むことができる。
彼らの挑発には、絶対に乗ってはならない。

この問題に対抗できるのは、反抗心を持った人以外にはいない。

あの頃、表現を渇望していた人。
あの頃、表現に憧れを抱いていた人。
あの頃、社会に反抗心を持っていた人。
あの頃、信念に従い行動した人。

「間違ったことには、間違いだと言える」
「心に届く表現の仕方を知っている」
「弱い者いじめが大嫌い」
「自由の大切さを知っている」
「カルチャーから受け取った一体感を持っている」
「リアルな世界に生きている」

そんな人にとって、ネットリンチは、とても受け入れられるものじゃない。
僕らが想い描いていた世界とは、ほど遠い不寛容な世界に
ケリを入れてやろう

お前なんかどっちにしろ いてもいなくても同じ
そんな事言う世界なら ボクはケリを入れてやるよ
痛みは初めのうちだけ 慣れてしまえば大丈夫
そんな事言えるアナタは ヒットラーにもなれるだろう
全てのボクのようなロクデナシのために
この星はグルグルと回る

THE BLUE HAERTS「ロクデナシ」
作詞作曲 真島昌利

■表現の自由で反抗しよう

僕らが戦う相手は、不寛容な心だ。
どこにでもあるのに、見えない。そのくせ
僕らの行く道を遮って、立ちはだかる。

そんな曖昧なものと、どうやって戦えばいいのか。
僕一人では、何の力もない。
僕一人では、何もできない。
僕一人では、どうしたらいいかわからない。

だから、一から始めよう。
「表現」について、表現しよう。
「自由」について、表現しよう。
「表現の自由」について、話をしよう。

弱い者達が夕暮れ さらに弱い者をたたく
その音が響きわたれば ブルースは加速していく
見えない自由がほしくて 見えない銃を撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ

THE BLUE HEARTS「TRAIN-TRAIN」
作詞作曲 真島昌利

参考資料:

抗議の封殺に関する情報は、以下の記事から確認できる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?