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「すべての女子はメンヘラである」 読書感想-2

昨日に引き続きメンヘラの感想。

スイスイさんは、結婚して子供も2人いて、それでも元彼のことが忘れられない。「元カレの元カノ史上最高の女」になることが自分の行動の原動力だと断言し、いまだにインスタのストーリーは彼の足跡チェックをするために更新しているそうだ。

おそらく多くの人が「・・・旦那さんいるけど、大丈夫かしら?」と心配すると思うし、実際にそのようなメッセージが寄せられた。その返しもなかなか秀逸だった。もし他人に苦言を呈することが増えている人はぜひ読んでみてほしい。日本人は相談者のような方、多いんじゃないかな。

失礼を承知で言うと、元彼が行動基準になっているのはいい大人にしてはなかなか痛い状態ではある。でもなぜか私が彼女に不快感を抱かないのは、スイスイさんが徹底的に自分に向き合って、状況を変えるために行動しているからだと思う。元カレに未練たらたらでいるようでいて、実際は自分自身にものすごくこだわりがあるのだと思う。大事な人との関係をグチャグチャにしてしまった、昔の未熟な自分に落とし前を付けたいからここまでこだわってしまうのではないか。というのが私の推測。

まあ、ちょっとヒヤヒヤしてしまうのは、元カレはまだ存命であり、本の後書きまで書いてくれるようなニアミスもしている。もし「やっぱりお前が1番いい。俺と一緒にいてくれ」と口説かれたらどうなってしまうのか・・?というところだ。

まあ、女性はロマンチストでありながら非常に現実的でもあるから、そんなことされたら憑き物が落ちたようにキッパリ断って自分の道を進む気もする。

「死ぬまでにしたい100のこと」を書き出してみたら、自分のなりたい人間像の方向性が分かったので、それに集中することにしよう。そしてすぐにでも叶えられることは色々理由をつけずに叶えていこうと思った。PDCAではDとAが圧倒的に足りていないので、試して改善を繰り返していこう。「悪いのは自分ではなく、やり方だ」という言葉を思い出しながら。


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