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ホラー映画について

ホラー映画は「面白い、面白くない」以前に、「見れる、見れない」で語られることが多い。

邦画は、陰鬱な雰囲気やビジュアルの怖さ、嫌な後味が残る結末、

洋画は、身体が仰け反るほどのビックリシーン、ホラーというかグロテスク、

ストーリーが語られることなく、目に入るビジュアルで見れない人が多いのも事実だと思う。

漫画で例えるなら「あの絵柄が苦手で見る気になれない」とほんの少し似ているだろうか。

私は小学生の頃からホラーや都市伝説、怪奇事件などに興味があり、恐怖の対象というより興味の対象だった。

ビジュアルの怖さより、この幽霊はどんな理由で誕生したのか、土地にまつわる伝承であったり、サイコパスのような殺人鬼など、幽霊などを取り巻く背景も楽しむことができたらホラー映画をもっと楽しめるはずだ。

ビジュアルの怖さで無理というのを克服する必要はないが、見る目を変えて、役者が白塗りしてたり、頑張って怖い顔していると思えば笑えてくるところもあるのがホラー映画。

最近見た、池田エライザ主演の貞子は兄弟愛を軸にして現代の取り巻く環境の中で呪いがどのように伝播するかも楽しめる作品だと思う。

監督さんは何かのメッセージを伝えるように映画を製作しているので、ただ怖いだけの作品はなかなか無いので気軽な気持ちで見て、ホラー映画を好きになる人が増えてくれたらと思う。


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