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私の仕事観について。
私がなぜ仕事をするのかと言いますと、それはやっぱり「人の役に立ちたい」という欲求を満たしたいからでしょう。
もちろん”お金のために”、”生活のために”という理由もあるわけですが、それはあくまで前提条件です。
ではお金、生活という最低限の目的が達成できたその先には何があるかというと、人の役に立ち、社会をより豊かにしたいという気持ちです。
私はもともと銀行の社内エンジニアとして働いていました。給料はよく、福利厚生も十分で、お金・生活という目的を果たすには十分すぎるくらいの仕事でした。
しかし、仕事を続けてきて一つ疑問に思ったことがありまして、それは「自分の仕事がはたして人の役に立っているか。社会に貢献できているのか」ということです。
その実感が無いのにもかかわらず、私はそれなりに豊かな生活が送れている。当時は罪悪感すら出てくるほどに思い悩んだものです。
このなんとも言えないもやもや感は私にとっては非常に不衛生で、結局転職することに繋がったのでした。
「人の役に立ちたい」。困っている人や助けを求めている人に対して役に立って、それで日本という国がもっと良くなればいい。その対価としてお金をもらえることができたら最高です。
お金は感謝の印であり、たくさんお金を稼げるということは、つまりたくさんの感謝をもらえるということです。なので、不正をしたり人を騙したりしてお金を稼いでも、私には何の意味もありません。
もちろんたくさんのお金が貰えるのは嬉しいですし、生活はより豊かになるでしょう。しかしその前提として、相手から感謝されなくてはなりません。相手に喜んでもらってお金を頂く。この流れが無いことには、意味がありません。
ではどうすれば感謝される人になれるかというと、身を修め、人格を高めて、より多くの価値を与えられる人になる必要があるでしょう。そのために仕事や生活を通して、自分を磨くのです。
自分を修める。人の役に立つ。そして感謝され、お金を頂く。この順序の通りに行けば私は嬉しいですし、より幸せを感じられると思います。
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