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スピーチは準備が9割!◯◯を必ず準備すること!!

原稿の作成に関して、こんな質問を受けることがよくあります。「原稿を書いてスピーチをすると、原稿に囚われてしまいます。いっそ、その場で思いついたままに話す方がいいのかと思うのですが、どうでしょうか」

原稿は準備するべき?思いついたことを話すべき?

あなたはどちらがいいと思いますか?

はっきり言います。
このやり方をやっている限り、一生スピーチはうまくなりません

「思いつきのお喋り」と、「聴き手に届くスピーチ」はまるで違うものだからです。

お喋りとスピーチの違いという大前提をよく覚えておいてください。
 
お喋りとは「自分が話したいことを話す」こと。
スピーチとは「聴き手が聴きたいことを話す」こと。
 
その場の思いつきで話すことは、
ほとんどが「自分が話したい話」ではないでしょうか。

聴き手が望んでいることを、その瞬間に生み出してプレゼントできる人は、
世の中を探してもそう多くはいないでしょう。

だからこそ、スピーチをする時にはしっかりとした「準備」が必要なのです。
 
準備を繰り返していくことで、スピーチ力は格段に上がっていきます。
例えば、「聴き手が聴きたい話はどんな話であるか」ということを探る力は、
スピーチしているときに身につくのではなく、
スピーチを作っている時に最も鍛えられる能力です。

スピーチの構成力や、言葉の強さや深さを遂行するというトレーニングも、
スピーチを作っている時にしか身に付きません
 
スピーチの原稿を作るという「準備」に取り組まなければ、
今と同じレベルのスピーチを繰り返すことになります。
 
「場数を踏めばスピーチはうまくなる」とよく言われていますが、それは大きな間違いです。

場数を踏んでもスピーチ力は高まりません。

スピーチの構成を練り直し、聴き手の思いに寄り添うこと積み重ねることによって、スピーチ力は高まります。

つまり、場数がスピーチ力を決めているのではありません。
スピーチの「準備」に取り組んだ質と量が、スピーチ力を決めているのです。
 
 
POINT 事前に原稿を準備しよう!

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