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地球という巨人のひとつの細胞、それが私なのだ、という妄想。

おはようございます、鴨桜子です。
今日の当地は、雨。
実は一泊で出かける予定だったのですが、雨により延期になりました。
ああ、バーベキューはできない(´・ω・`)

なので傘をさして、いつもの散歩道を歩いて来ました。傘に落ちる雨音を聞きながら。


【1週間の実感】

今日は日曜日。
先週の日曜日は楽しみにしている「光る君へ」の放映がありませんでした。
それを知った時には、けっこう嘆きました。
しかも、都知事選は開票と同時に結果が出るという、ドキドキ感のない結末。

それなら「光る君へ」をやってよ!

実はわたしの曜日感覚はドラマに支えられているのです。
平日か、日曜日かの区別ってだけですけど。

平日は、朝7時15分からBSのNHKで連ドラを2本見ています。
過去の再放送と、最新の放送と。

月曜日の朝に「オードリー」のテーマ曲を聴くと、なぜかホッとします。

そんなに好きなの?

いやいや、実はそうでもなくて。
20年ほど前のドラマだけど、長嶋一茂さんが役者をやっていてびっくりしたくらいで、ストーリーの破茶滅茶ぶりに毎日仰天しているくらいで(笑)

そして日曜日の夜「光る君へ」を見て1週間の区切りを感じるという仕掛けです。
わたしにとっての日曜日は、週の最後の日感覚です。

それにしても、今年は久しぶりの大河ドラマ鑑賞です。
ここ何十年も、見ていませんでした。
光源氏はなんてったって、好きな世界だからでしょう。

【今日の価値はまだわからない】

65歳で仕事から引退して、毎日が自由時間となりました。
自分の時間を生きています。
しかしこれが、また、なかなか大変で(笑)

有り余る時間を何に使えばいいのか、未だに戸惑っています。

「さあやるぞ!」

そんなふうに、張り切って起きるなんて、ない、ない。

「今日も始まるのね」

ふう〜っとため息ひとつ出る日もあったり、なかったり。

仕事やら家族のことに、自分の時間を使っている時には、いろいろと考える余裕もありませんでした。

だけど、こうして自分だけの時間になると、いろんなことをつい考えてしまうのです。
自分ってめんどくさいヤツだなあと思うこともしばしばです。
だったら考えないように、また忙しくすればいいのかと言えば、それはノーだと思っています。

たぶん、今は、考える時期なのでしょう。
考える時には考えるべきだと思っています。

生きる目的なんてないのだと、感じるようになりました。
生き続けることが、目的なのだろうと。
生きている中で、何かを見たり、感じたりすることが大事。

それが何になるんだ?

そう言われると困るけれど、今のところ、そんな理解というか納得の上で生きています。

少しずつ納得しながら、自分の時計の針を進めていきたい。
鴨長明が50代後半から方丈の庵に住んで、自分の人生を見つめ、世間を見渡したように。

過ごしてみなければ、今日がどんな日なのか分からない。
今日が教えてくれることがあるかも。
もしかすると、今生最後の日かもしれない。

【長い旅の途中】

さて、なんでわたしは過去の時代を知りたいのでしょう。
なんで古典に興味があるのかしら。
なんとなく惹かれて、なんとなくその世界に浸っていたけれど。

実はあの時代を生きていた?

歩きながら、ふと夢のようなことを思ったしだいです。

身体という乗り物を乗り継ぎながら、魂Aはどこかに向かっているのかもしれません。
魂Aは、今はわたしだけど、わたしではありません。

これは魂というものがあるという前提に基づいた話ですけれど。
魂についても、輪廻転生についても誰にも証明できないことなので、信じるか信じないかってことですけれど。

生きることで感じたことを積んでいく。
それが地球という星の何かを作っていく。
わたしは地球という巨大な生き物の細胞のひとつ。
魂は、身体という乗り物を乗り換える。
生物としては、生き続けられないから。
乗り換えるたびに、前の乗り物の記憶は積み込まれない。
まだまだ不完全かつ不安定な乗り物。
なので何回乗り換えたのか、いつ乗り換えたのか、まったくの謎。

なんだか、とりとめのない話になってしまいました。

そんな壮大なドラマを妄想すると、少し楽しい気分になった、雨の日の朝散歩でした。



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