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最寄り駅について話してきた

※以下、地元愛全開で書いていきます🔥。誇りのあまり、ほかの地域に喧嘩を売るような発言もありますが大目に見てください。

突然だが、私の家の最寄り駅(とは言っても家から歩いて15分くらい。遠い。)は神戸を代表する立派な駅である。
三宮以外のだいたいの駅には勝っているのではないだろうか。かかってこい。

マクドナルドも吉野家もモスバーガーも。謎の生ハム専門店も、二割引の文房具屋も、だいたいの店はある。
近場には大きい公園や神戸大学だってある。
誰がなんと言おうと神戸(もちろん異論は認めない)。The Kobe。

私は家からだいぶ離れた私立小学校に通っていたので、小学校6年間この駅を毎日使い続けた。
その後の中学時代のブランク期間も、お出かけの拠点はこの駅だった。
そして、高校に通う現在はまた毎日使うようになった。アイスを食べたり図書館行ったり、自習したりしている。

年齢=〇〇(駅の名前)歴である。
それだけ使い続けてきた駅が、どうやら再整備されるらしい。
具体的には、自転車置き場が多数別の所に移し、そのスペースの活用しようということらしい。
今回は、それに際して自治体が行っているワークショップに参加してきたので、それについての記事を書こうと思う。

◯ワークショップについて
今回のワークショップは、神戸市の駅前魅力創造課(なんかこんな感じだった気がする。存在を知らなかった。)の主催。

神戸を代表する大学、神戸大学とコラボしており、神大の建築科所属と思われる学生が市民の意見から案を作っていく。
気になったので、申し込んだ。

実は今日のイベントは全三回のうちの二回目。
えっ?「一回目の記事は書かないの?」
書きません。というか書けません。
参加できるとアンケートで答えたのに時間を1時間間違えて出席できなかった…(T_T)

気を切り替えて、今日の回について書いていこう🖊️!!

今日の話し合いのテーマは「デザイン」。
参加者はぱっと見たところ50人前後。神大生と進行役の人をそれぞれに含んだ四班に分かれる。

参加者が結構多様でなかなか面白かった。
・神戸歴50年超えで阪神淡路大震災を経験したおばあちゃん(婦人会など多数参加)
・元神大生の大人
・まちづくりとかに興味があって大阪から来たおじさん
・駅構内にある保育園に務める人
・私と同じ中学の1年生
・高校生(me)
こういうのっておじいちゃんおばあちゃんばっかなのかな〜と思っていたが幅広い年齢層から参加者が。

私が欠席してしまった前回の回では六甲道駅の使い方を列挙したそうで、今回はそれをもとに神大生たちが作った案がイメージ画像つきで示されていた。

ポスターの画像。二案あった。

これをもとに、もっと具体的なデザインを考えていこうとのこと。

聞きながら適当にとったメモ

簡単に二案を要約すると、
A↓
・自動車と動線の整理(植栽、ブロック、ベンチなどで)
・維持と安全の重視(どうやって実践するのかよくわからなかった)
・道と空間の拡張(階段の様式の統一、バス待ちスペースを定めるなど)
B↓
・動線をわかりやすくする(タイルなど)
・新たな設置物を抑えめにして余白を活かす
・駅前花壇を移転して広場のような場所を作る
・駅南側にある謎のオブジェを活かす
・木を切って薄暗い空間を明るく
・広場のようにしてイベントとか実施

割とありきたりなような気はするが、今よりは確実に良い駅周辺となりそうだ。

この二つの案に対し、市民がどんどんコメントをつけていく。

・東側通路のタイルを水たまりができにくいものにする。
(雨の日に水たまり、いや、もう海。海ができててびちゃびちゃ。張り替えてほしい。)
・動線を整理するのは良いが、3次元的なものではなくタイルや模様などの工夫(2次元的)を用いることで災害対策を施す。
・ベンチだけじゃなくて屋根がないと誰も使わないのでは。
(雨の日、極端な晴れの日など)
・六甲山の上からわかるような目立つ工夫をする。
・駅北側の自転車通行をどこまで許可するのか考える必要がある。
・植栽に神戸、六甲らしさを取り入れる。
・新しいオブジェやパブリックアート設置。
など、私もいろいろと意見を出すことができた。

他の人の意見で面白かった(というか印象に残ったのは)のは、
・南側の広場は子育て世代や子どもを意識して遊具のようなものも設置する。
・南側広場に面する道路に通行制限ができるようにして、キッチンカーとかを呼ぶ。
・全面芝生化。
・ベンチに六甲山の木材を用いる。
などなど


そして、最後に各班で発表する。発表者が他にいなかったのでマイクを握ることができた。ラッキー。


最後に私の感想や学んだことを。


①やっぱり自分が深く関わっていることには真剣になれる。そして意見もたくさん出せる。

毎日使い続けてきただけに、たくさんの課題点が見えてきた。それを今回、他の人とシェアしたり話し合ったりできたので、楽しかった。
当事者であることの大切さを再認識した気がする。やはり、探究活動なども自分のルーツや経験と結びつけることが深く考えていくために重要なのではないだろうか。
今後の自分の姿勢に活かしていきたい。

②話し合いにおける多様性の価値

今回のワークショップには前述したように、様々な年齢の様々なバックグラウンドを持った人が参加していた。
おばあちゃんからは婦人会でよく話されている意見が出てくるし、保育園の人からは子どもにフォーカスした意見が出てくる。
もし役場と神戸大学だけで進めていたらこういう意見は拾えなかっただろう。
そういう意味で、良いワークショップだったと思う。
ただ、当たり前だが、駅を使う人々はワークショップに集まる人々より圧倒的に多用である。
今日は見たところ、身体障がい者や外国人の方はいなかった。駅という公共空間ではこういった人たちの意見も本当に重要なはずだ。
自由参加イベントなのでしょうがないところも大きいのだが、そういう人に対する広報や、案内もするべきだったのではないかと考えてしまう。

③街のデザインって楽しい

私自身、父親が土木系の専門だからなのか、昔から建築に興味があった。

最近読んだ本。面白かった。

人の絵は描けないが、中学の頃から空想の建物、街の絵はたくさん描いている。

美術部宣伝ポスター
桜の街のイメージ

こういう絵を描く中で、京都とか、フランスのコルマール村とか特徴的な街については参考にしたり考えたりすることも多かった。

しかし、一番身近な神戸の街についてはあまり考えたことがなかったように思う。実際にその場所を想像しながら案を出していく。それが実現する。そんな楽しさが建築や都市デザインにはあるのかなと思う。
今までは大学は理学部とか農学部とかにかなり興味があったが、視野が広がった。




期末テスト振り返りnote滞納中に一記事書いてしまった…そのうち書きます。
読んでくださり、ありがとうございました。

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