見出し画像

②リヨン第2大学/B2レベルの授業

この記事では前回の続きとして、リヨン第2大学のB2レベルのコース別授業を紹介します。

授業内容やテストなどは毎年同じではないはずなので、一体験として参考にしていただけると幸いです。


コース別授業

・Communication
・Pratiques culturelles
・Vie des idées

Communication

コース登録の時に「コミュニケーションだからなんかフランス語の会話とかについてなのかな〜」と思ってたら全然違いました。(多分説明会で説明されてたかもしれないけどフランス語力がなくて聞き取れてなかった)

この授業のメインはラジオ番組を自分達で作ること。
3人ひと組になっておよそ5分ほどのラジオ番組を作りました。
私のグループには大学で映像を専門に学んでいた子がいたので、その子が率先して編集してくれました。私は主に台本を作成しました。
自分達がラジオで話すだけではダメでフランス人にインタビューしてその録音も使用しなければなりませんでした。
授業内では時間が足らなかったので図書館や家で一緒に作業することが多かったです。

この授業のおかげで同じグループの子と仲良くなれました。

ベトナム人の子は小豆を使ったお菓子やマヨネーズを作ってきてくれたり、中国人の子は熱々の小籠包をくれたりしました。(どれもとても美味しくて、愛を感じました。)(今でも時々連絡を取り合うぐらい仲良くなりました。)

出来上がったラジオは先生が指定したプラットフォームにアップ。

ここまでが学期の前半で、後半は主にこのラジオ作成に関するプレゼンをしました。座学もあり、学期末に筆記のテストをしましたが、具体的な内容はほとんど覚えていません。

テスト:ラジオ作成とプレゼンと筆記テスト。
プレゼンでは、ラジオ作成の際に誰がどんな役割をしたのか、どんな風に作成していったのかについて話しました。メモを見ながら話したり、ジェスチャーが少ないと先生の反応が悪かったことを覚えています。
筆記テストでは、暗記系と自分で考えて書く系が出ました。内容は覚えてないです。

Pratiques culturelles

教室の外に出ることが多かった授業です。
演劇を見にいったり、コンテンポラリーアートを見にいったりしました。
もちろん座学もあり、主にリヨンという街について学びました。

テスト:筆記テストとレポート提出(と本来ならあったであろうプレゼン)。
筆記テストでは暗記系と自分で考えて書く系が出ました。筆記テストの問題の数に対してあまりにも時間が少なかったので生徒たちからは不満の声が出ました。
レポートは期末に提出で、二人一組となってリヨンに関する一つのテーマについて書くものでした。字数は2000ワード以上。私たちはリヨンの食文化について書きました。Googleフォームでフランス人の学生にアンケートを取ったり、リヨンのブションに行って写真を撮ったりしてなんとか2000ワード書きました。多分普通に調べてるだけでは指定ワードを超えなかった。

このレポート課題は割と直前に課されました。(多分提出日の1週間前とか)。
私みたいに語学学校に通っているだけならまだしも、アルバイトをしている人もいたので、課題が発表された途端みんなの不満が爆発。
その場で「ありえない」「もっと期限を延ばしてほしい」「ワード数が多すぎる」と抗議。

最終的に生徒側の意見が通りました。(元々は2000字より多かった)

最後に「本来あったはずのプレゼン」について
学期の中頃にリヨンのVide-grenierについてのプレゼンをするよう言われましたが、先生がプレゼンの課題を課したことを忘れていてそのまま流されてしまいました。(せっかく準備したのに、、、)
こんなことあるんだなって思いました。

Vie des idées

一番聞き取れなかった授業。
他の授業に比べて先生の話すスピードが結構早かったです。
フランスの文化政策やフェミニズム、建築など本当にいろんなことを勉強しました。

テスト:プレゼンと筆記試験。
プレゼンでは、授業で扱ったテーマを一つ選んでプレゼンする形式。
内容は自分の国に絡めさせなければならなりませんでした。(例えば「日本の中絶とピルについて」など。)
評価基準は、文法や使っている語彙、プレゼン内容の授業との関連性など。
筆記試験では一つの記事を読んでそれに対する意見を書くような形式だった(はず)。

以上がリヨン第2大学CIEFのB2レベルの授業内容でした。

C1レベルの授業についてはこちらで紹介しています。


ではでは。


インスタグラムではフランス(主にパリ)の美しい街並みやおすすめのものなどを載せています。よろしければご覧ください。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?