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フランスでしない方が良いこと

今回の記事では、観光でフランスに訪れた際の「フランスでしない方が良いこと」について書いていきます。

日本とフランス、同じ先進国とは言えど、文化やマナーはやはり異なる部分が多いです。フランスへの旅行前に知っておいた方が良いことをまとめました。


①挨拶せずに入店

お店に入るときは必ず「Bonjour」と挨拶しましょう。
フランスではお店に入る時にBonjourと言うのがマナーです。

基本的に店員さんも「Bonjour」とお返事してくれます。
(もし返事してくれなかったら、単純に疲れているか、さっき嫌なことがあって機嫌があまり良くないか、のどちらかだと思います。)

店員さんにBonjourと言われたのに何も返さないのはマナー違反で、その後の店員さんの対応が変わる可能性が、なきにしもあらずです。

微笑みながらBonjour を心がけましょう。

②店員さんを大声で呼ぶ

日本では注文が決まったら手を上げて「すいませーん」と店員さんを呼び止めるのが一般的ですが、フランスにいる人たちは基本的にやりません。

メニューが決まったらメニュー表を閉じて
「私、もう何注文するか決めました〜!フフンフン♪」
みたいな顔をして待っていると
店員さん側から注文を取りに来てくださいます。

店員さんにアイコンタクトを送るのもOK。
ですが、大声で呼び止めるのは好ましくありません。

ただ、「全然注文を取りに来ない」、「頼んだものがなかなか来ない」、「お水のおかわりが欲しい」といった際には店員さんを呼び止めても大丈夫です。
この際は、店員さんが近くを通りかかったらスマートに声をかけましょう。(Excusez-moi madame (ou monsieur)…と言って。)

③鼻をすする

日本では鼻をかむことは嫌がられますが、フランスは正反対。
鼻をすすると嫌がられるので、ティッシュで思いっきり鼻をかんでください。

プーーーーンっ!!と思いっきりかんで大丈夫です!

④地下鉄の出口で次の人のためにドアを開けない

フランス、というか主にパリの地下鉄は出口が自動ドアでないところも多々あります。
重い扉を手動で開けるタイプです。

基本的に皆さん、自分が通った後は後ろの人のために、少しの間扉を支えてあげます。パリで優しさというか人間味を感じる瞬間です。

パリの地下鉄でこのタイプの扉に出会ったら必ず、自分の後ろの人のために扉を支えましょう。

もちろん後ろに人がいない場合はそのまま手を離して進んで大丈夫です。

(余談ですが、たまに自分の後ろの人が絶妙な距離にいる場合があって、私はこの場合とりあえず扉を支えて待つのですが、後ろの人を走らせてしまうことになるので申し訳ないようななんとも言えない気持ちになります。でも、この場合は高確率で笑顔の「Merci」をいただけます。)

⑤地下鉄で高齢者や小さな子供に席を譲らない

高齢者や小さな子供が乗ってくると皆さんすぐに席を譲ります。
譲らない場面には出くわしたことがありません。

必ず誰かが「座られますか?」と一言かけています。
フランスの好きな習慣です。

もしフランスの地下鉄で、高齢者の方や小さな子供が乗ってきたら椅子に座りたいかどうか聞いてみましょう。(席が空いてない場合)
もちろんフランス語でなくてもジェスチャーでも席を譲りたい意志は伝えられると思いますので、「フランス語できないから、、、」と怖じけなくて大丈夫です。

迷いなく人に親切にできるのは良いことだなぁと思います。

⑥地下鉄の車内が混雑している時に立たない(折りたたみ式の椅子に座っている場合)

フランスの地下鉄には折りたたみしきの椅子が存在しています。(日本でもたまにありますね)

満員になると、この椅子に座っている皆さんはスペースを開けるためにサッと立ちます。

人がたくさん乗ってきたにもかかわらず、ずっと座っていると物凄く嫌な顔をされてしまいますので気をつけた方が良いです。

私もこれまで、このシステムを理解していない観光客の方が満員電車でも座ったままで楽しそうにおしゃべりしているのを見かけたことがあります。
周りの現地人たちがうんざりした顔をしていて「ヒッ」と思ったことがあったので、体調不良で立てない場合などを除き、極力立つように心掛けた方が良いです。


以上、「観光の際にフランスでしない方が良いこと」でした。
他にも色々あると思いますが、相手に不快感を与えないためにはこれら6つを最低限守っておけば良いんじゃないかなぁと、、、。

他に「これも気をつけたほうが良い!」ということがあれば是非コメント欄にお願いいたします。

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