見出し画像

今を生きるデザイナーへ、職人デザイナーだった頃の私が出てきました!

最近、仕事の現場で「画像生成AI文章生成AI・人工知能」などAIの言葉を聞く事が多くなりましたね。だけどAIぽいなぁ〜、まだまだ自然じゃなくて、仕事には利用出来ないと思っていいたのです。先日noteでAIアシストがあるという情報を目にして、文章が苦手な私にとって夢の様な機能に見えて早速使用!気づきがあり記事にまとめることにしました。お時間がありましたらお付き合いください。


早速ですが、こちらの文章が以前、何時間も掛けて仕上げた内容です↓

「私たちは30代男性と50代女性のユニットとして主に紙媒体のグラフィックデザイン制作をしています。男女世代の違う二人だからこそ出来る、幅広い感覚で、お客様に寄り添い。誰かの課題を取り除いたり。丁寧に、良さや魅力を伝えます。修正の回数を定めず、ご納得頂いてから納品いたします。」

noteのAIアシストした文章です↓

「私たちは30代男性と50代女性のユニットで、主に紙媒体のグラフィックデザイン制作を行っています。男女世代の違いを活かし、幅広い感覚でお客様に寄り添い、誰かの課題を解決します。私たちは丁寧に、お客様の良さや魅力を伝えることに力を入れています。修正の回数を制限せず、ご納得いただいた後に納品しています。お客様のニーズに合わせて柔軟に対応し、最高の結果を提供することが私たちの使命です。」

とっても読みやすく素敵な文章に添削されているのです。

凄いな〜、、、この感覚何処かで体験しているのでは?と
Instagramの投稿をこの方向で考えていると
わ〜と言葉が溢れたので、noteで書き進めます。

デザイナーは職人


私は、平成元年(1989年)に社会人となり、その頃のデザイン事務所はまだ、Macで仕事をしていない時代です。(若者よ想像できるか?)
一つの印刷物を制作するのに莫大な時間と労力がいりました。

  1. ロットリングとカラス口で版下を作り(ベジェー曲線での制作)

  2. トレーシングペーパーを掛けて、色指定(塗りと線の設定)

  3. 印刷業者にて色校正(プリンター確認)

  4. クライアントの最終確認

  5. 印刷納品

例えば、便箋のデザインをする時、あの規則正しいラインを手書きで作ります。端っこはインクのダマが出来るので、カッターでカットします。もちろん、ロゴも手書きです、なので図面がついていたものです。
デザイナーはまさに職人だったのです。


そんな中、1984年 Macintosh発売。
私は、1989年にご対面します。自由に動くポイント、可愛いフォルム
1987年 Macintosh IIにより、カラーでの作業が可能となります。
1987年3月1日にIllustratorが登場。英語版で操作していました。
だからなのか、今でもアイコンと感覚で操作?!
1993年にIllustrator5.0日本語版がリリース(レイヤー処理が可能)

徐々に、デザイン業界でもMacが導入されていました。
友人が独立した事を聞いて、遊びに行った時です。
Illustratorのソフトで、一瞬で0.1ミリの罫線が数分でミリ単位で描く事が出来るの見、今までデザイン事務所に打ち合わせに伺った時は、
デザイナーさんが居て、スタッフやアルバイトが大勢働いていました。
今目の前には、たった一人で雑誌の制作をしているのです。
私もやりたい!!!1993年の頃です。

職人デザイナーとデジタルの戦い

際ほどもお話した様に、デザイナーは職人です。
世間の波と営業力で、デザイン事務所にはMacintoshとIllustrator&Photoshopがあり、「仏壇Mac」と呼ばれ使いこなせていない事務所も多いと、聞いています。まだまだ、手先の方が出来る幅もあり、フォントも高価で今の様にデータ納品までには後数年かかりましたが、
この、職人×デジタルの関係は、今の人間×AIの対立に良く似ていると感じませんか。

印刷の発展も加速した事もありますが、あの頃、今のデザイン業界がここまでデジタル一色になるとは思っていたでしょうか?しかし、これもまた進化していく気配です。

変化を受け入れよう!

以前はAdobe Illustratorのaiデータ納品が主流(デザイナーとして使いこなす人々)、最近はPDFデータ納品が可能です(Adobe製意外)、デザイナーでなくても、アプリで原稿を制作して入稿も当たり前になってきました。AIで原稿も作れるそうですね、そう考えるとデザイナーの職業が無くなる様に、考える人も居るかもしれませんが、思い出して下さい。デザイナーが居なくなったのでは無く、その時代の道具(イノベーション)を使いこなす事が、当たり前になるデザイナーになる事ではないでしょうか。

冒頭で記載した文章の様に、今はAIにアシストしてもらえれば時短にもなる。電動自転車の様にアシストしてもらえれば、本来上りきれない坂も、足が辛くて無理だった距離もアシストのおかげで、見れない世界を見る事が出来るかもしれない。

30年後には

デザインの話しだけではく、変化していく事にあらがうこと無く、若い人達は「今までは」と言ってくる方々は一旦おいといて、進んで欲しいです。30年後の変化を楽しんでください。私も多様性の時代の言葉に紛れて、56才アシストの力で、もう少しはたらく事ができれば良い。そんな風に感じた体験でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?