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名刺どうしよう、どこで印刷する?

唐突ですが、名刺持っていますか?

I+U DESIGN(アイユーデザイン)フリーランスのユニットでグラフィックデザインをしていますiwami です。名刺代わりとしてポートフォリオが有り、lit.linkを使ってSNSやnoteなどをまとめて、連絡先になっています。打ち合わせに関しては、メールで終わる事もあり名刺交換する場面があまり無く、また、こだわりたいと思って今まで作らず、先延ばしになっていました。

今回は、名刺は必要か(←まだ、作りたくないと思っている)名刺の種類とデザイン、名刺交換で得られる物を掘り下げて、名刺を作って行きたいと思います!これから、名刺を検討している方へ、デザイナーの名刺はどのように手配をしているかチェックしてみてください。

01名刺交換

新型コロナにより、「握手や名刺交換などの接触禁止」となる中、デジタル名刺、在宅勤務や、 テレワーク ・ リモートワークでオンライン名刺など今や、紙の名刺以外にも、形や用途により数多くのサービスが存在します。

そもそも名刺交換とは、
ビジネスの場での名刺交換は、初対面の人と顔を合わせたときに、最初に行う挨拶。また、相手の正しい部署名や肩書きを明確にでき、メールアドレスや電話番号などの連絡先を確認出来ます。名刺一つで色々な情報を伝えるアイテムです。

ザックリな説明ですが、デジタルにした名刺を画像として送付したりURLやQRコードでオンライン名刺交換をします、有料・無料から、アプリやクラウドとあり。どちらかと言うと、デジタル名刺交換で得られるのは企業の情報、人脈のデータの可視化にあります。私の様に、ZOOMもなく1年で数人程度の名刺交換には今の所必要ないかも...それよりもメールでのご挨拶が多くあるので、メールの文末の署名をかっこよく決めたいですね。

02それでも名刺が必要

打ち合わせや、ご挨拶で、名刺を頂いたら、例えばフレンドリーな関係だったら「名刺ないので、SNS送りますね、ピィ♪」でも良いかもしれませんが、契約などでは「名刺ないので...」とは言いづらい。と言う分けで重い腰を上げて名刺を作る事にします。

まず、想定を考えてみます。

・名刺を作って、どんな人に伝えたい?
初めて合うクライアント(開業・開店のオーナ様/デザイン発注依頼企業様)

・名刺で何を伝えたい?
ユニットでグラフィックデザインをしている事
「人から人へ想いが込められたデザインをお届けしたい」
「デザインのお手伝い」をコンセプトに身近なデザイナーである事
SNS・制作実績への誘導

・なぜ、名刺で伝えたい?
事務所がないが、安心してご依頼いただける、印象を与えたい。

・名刺をいつどこで交換する?
打ち合わせや、ご挨拶。担当者不在でのご挨拶として渡す事も想定

文章にしてみると、少し方向性が見えてきました。名刺を手にした方が信用信頼をもって、この後のお仕事に取り組める様なアイテムにしたいと思いました。名刺といえば、営業要素が多いいので、印象ある名刺で、お仕事の依頼を受ける!といった名刺の機能や役割もありますが、今私達に必要な名刺は、会社の看板のような存在ということになります。

03名刺をデザイン

コンセプト方向性が決まれば、後はデザインメゾットに沿って組み立てて行きます。

・伝えたい事→ 安心、グラフィックデザイン、屋号、ロゴ
✑表面にロゴイメージ/裏面に情報

・イメージ→ シンプルに情報を伝える
✑特徴のキャッチフレーズを入れて、情報を削ぎ落とさない。
信頼性を出すためにきっちりとした印象
✑縦型で遊ばず、オーソドックスな名刺サイズ。

・カラー/紙質→ ロゴのカラー(茶)
✑安心感の色はブルー系なんだけど、コーポレートカラーを使用
✑優しい印象の角はカーブ。断面に色(茶)をつけてはどうか(検討)
✑活版印刷にこだわりたいが、QRを小さく入れたいので最後まで考える

・フォント→ ゆったりめのやさしい印象のある明朝体

・記載情報→ 屋号/職種/名前/住所/電話/メール/sns QR
メールアドレスは、ドメインは取得済。これこそ名刺の様な物、ころころ変更できないので、屋号が決まれば、事務所がない分独自アドレスでWEBの住所確保しました。


一度ラフを書いて、いろんな名刺を見る、何度もイメージがブレるが、方向性を確認しなが調整していきます。(汚くてすみません、悩んだ形跡があるかと思います。)

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イラレで配置制作をしてみる。
①ラフ通りに配置、譲れな素材を中心に微調整
(表のロゴと裏面のQR位置と大きさ)
②フォントを選んで置き換え。
③バランスの調整、色の配置
④ブラッシュアップ、QRを一個にまとめた事を表現したくてアイコンを追加
ロゴにも入れています「+」はユニットの意味と何かをプラスで両面に配置

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相方のU氏に見せた所、表面のロゴは下の方が安定感があると、なるほど文字も上の方が軽い感じがする!名前が小さくて名刺じゃないと指摘、そういえば小さかな...で調整したデザインがこちらになります↓

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[QRのお話し]多くのSNSをお持ちの方、どれも載せたい!だけどQRが沢山あって...冒頭で記載のlit.linkだと一つのQRですみます。増えたり、削除したりもlit.linkの情報を変更するだけ、これ便利かも。

04印刷手配

印刷には、紙・インク・加工があり、それぞれ特化した印刷屋さんがあります。ほんの一部ですが、ご紹介します。ネットでも制作実例など確認して、見本紙など取りよせ質感や特殊加工などイメージできます。

cappanstudio 関西方面なのが残念、是非足を運びたい!HPは一日中見ていても飽きないほど深い!イベントも開催されていています。レタープレスコンボキット(活版印刷機)の販売もあり少し悩みました。

黒田印刷株式会社 いろんなサイトがあります、一言では説明できませんが印刷や紙が大好きが伝わります。常設で体験ワークショップを開催しています。「デザインのひきだし40」に掲載! 

中村活字 こちらも「デザインのひきだし」やテレビや雑誌でも紹介された活版印刷です。インスタをされていたのでリンクしました。

印刷博物館 こちらは東京都文京区水道にあるトッパン印刷のビル内にあります。印刷の歴史から、工房見学、活版印刷体験などがあります。コロナ禍で完全予約制になります。

今回休みで行けなかった場所、王子ペーパーライブラリーです。約200種類の紙サンプルを、見て、触って、ご自由にお持ち帰りいただけます。次回行ってみようと思います。

竹尾 神田の見本帖本店に行ってきました。約300銘柄2,700商品実際に紙を見て触って、ご相談にものって頂き、紙を購入しました。プリンターで出力して検討する事で具体的なイメージがつきます。

羽車 封筒・カード・冊子・箱・シールなどの紙製品を取り扱っています。制作実例は見応えがあります、ショールム相談に行って来ました!箔押しの白・パールなどを拝見して、上品で素敵だな〜で、表面は箔押し加工!に決めました。

箔押しのZUGA 箔押しの専門店がある事に気が付きました。ご紹介になります。

 有限会社コスモテック マニアックです。しらなかった〜是非御覧ください。箔押しワールドです。

まとめ

まだまだ、魅力的な印刷屋さんが、本当に沢山ございます。noteとインスタの相性が良いので、インスタのリンクをしていますが、皆さんも調べて見て下さい。私は箔押しでフォーカスしようと思います、例えば「型抜き 名刺」「小口染 名刺」などのこだわり文言で検索してそこから、紙や印刷方式など絞っていけば良いのかな。ご自分の街の「名刺印刷」とGoogle mapで検索してみても良いかもしれません。足を運んで確認!手にとって、目で見て、そんな名刺を交換する時は「どうぞ今後ともよろしくお願いします!」と見送れる気がします。

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