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言葉で表せないから、作品が喋ってくれる

いつもだったらブライダルの撮影の仕事をこなして終わりの日曜日なんだが、今日は列席者側として結婚式に行ってまいりました。


自分のカメラは一応持っていったけど絶対に撮影したくなかった。

理由は参列者側の気持ちを直接知りたかったし、瞬間瞬間を大切にするイベントごとはカメラを向けてる時間と、アングルなどファインダーを覗いている時間がもったいない、何かを無駄にしている気がするから。


瞬間瞬間を大切にするイベントごとは、結婚式で、俺の目で見て感じたかった。


結婚式ということで、今までしたことない北新地にいそうな社長さんのようなジェルで固めてうねり感をだす髪型にしてみた。

昨日休みだったか、練習したのが、生きた。

去年10月に結婚式に出るということで買った3ピースのスーツ。一年ぶりに開封したら、去年帰り際にもらったチロルチョコがポケットから出てきた。

その瞬間、「あ、一年ぶりだなこのスーツ着るの」って思った。


家から徒歩10分ぐらいの豪華なホテルでの式場だった。僕からしたらすごくあえりがたい。流石にクロスバイクでいくのは遠慮してたから近くで良かった。


式が始まり、新郎新婦の立ち位置がいつもと逆だなと思ったら人前式だった。

人前式って"ひとまえしき"って呼ぶ? "じんぜんしき"って呼ぶ?

今日の人は"じんぜんしき"って呼んでた。あ、そっちの人か。って。


いいホテルだけにどれだけお金かけてるのか考えたくなったけど、あんまり考えないようにした。


それにしても、おめでとうを言いたいのに、全然言う時間がないのが殺生だ。

結婚式はちゃんと誓いましたよ?っていう証明を大勢の人に見てもらう場所なんだろうか?


それにしても人が多いところはほんとうに居づらい。

披露宴の最中にそうおもって、すマートフォンを開いてメモをした。隣の人に話しかけられたけど、「そんな静かなかんじでしたっけ?」って言われた。

いろんなところを見るのが好きなんだよ〜、窓とか天井の創りとか、パーティションとか。


僕が創ったオープニング映像を流す前に、司会者から紹介され「お立ちください」と何故か言われ、3方向に挨拶した。

はずかし。幸い「良い映像でしたね」って言ってくださったから良かったものの、出来が悪かったら、公開処刑だよなぁ


僕は自分の意見や気持ちを口から出すのが苦手だ。だから、文字やテキストに起こしたり、絵を書いたり映像を創ったりと、僕の代名詞を発生させる。

いわば、それらは上之浦Jr.

相手の顔色を伺って気を使ったり、少しみんなからチヤホヤされている人と話が出来るからって媚を売りたいとも思わない。

俺は俺でいたいし、そんな俺を見てほしい。だから無理してしゃべらないでいいと思うし、そういう風にみられてもしょうがないと思ってる。

だから、其の分、作品で表現したり、メディアを通じて伝えれるようにして知ってほしい。だから、もっと世にでないといけない。

今日はいっそうそう思わされた。


ずっと披露宴にいるのはしんどかったらか外の景色を見に行ったりしたけど、新郎新婦が自分の親とハグをしている姿を見たときすこし、胸にぐっと来たものがあった。

いい結婚式だった。

本日はお誘いいただきありがとうございました。。

いつまでもお幸せにいてください。


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