見出し画像

「しんどい」には2種類あると思う

僕は2021年8月に会社を辞めました。ポートフォリオには「なんやかんやで退職」と記載していますが、理由はうつ病です。

会社を辞めるまではとにかく頑張んなきゃと必死になって働いて、最終的には慢性的な目眩を起こしてしまう始末でした。

会社を辞めてうつ病の治療をしながらも、「何か仕事しなきゃ食べていけない」「どうやって自分で自分を世話できるだけのお金を稼げば良いのか」と考え続けていました。

そこで思い出したのが、ブログを少し書いていた時期のことです。

僕は就活で自分の研究をうまく人に説明できず、それが原因で何社も不採用になりました。そのため、自分の説明力を向上させるためにブログを始めました。

「あわよくば収益化も…」なんて考えていましたが簡単にお金を稼げるわけもなく、結局研究が忙しくなってブログも半年ほどで辞めてしまいました。

しかし、ブログについたコメントの中で今でもの心に残っている言葉があります。

「あなたの記事を読んで、思わず目頭が熱くなった。」

その言葉を見て、「自分の言葉でこんなに人の感情を揺さぶれるのか」とすごく嬉しかったことを覚えています。

そんなことを思い出し、「人生一度きり何だし」と踏ん切りを付けてライター業を始めてみました。

するとライター業はとても楽しくて、会社で働いていた頃より長い時間作業しているし、収入も少ないけれど、精神面はとても充実しています。

長い時間作業しているのに、なんでこんなに精神面は充実しているんだろう?とふと考えてみたことがあります。

その結果「しんどい」という状態の原因には、「我慢している」と「疲れた」の2種類があるんじゃないかと考えにたどり着きました。

「我慢している」状態には、上司や同僚が苦手で辛い、やりたくない仕事が続いて辛いなどが挙げられると思います。

対して「疲れた」という状態には、好きなスポーツをしすぎて疲れた、作業に集中しすぎて疲れたなどが挙げられると思います。

会社に務めたいた時の僕は「我慢しているからしんどい」という状態がずっと続いていました。しかし今は、「疲れたからしんどい」としかほぼ感じていません。

結局何が言いたいかというと、「我慢に代わる選択肢」は「疲れたからしんどい」という状況に自分を置くために、自分の環境を変えることなのかなと思っています。

だから結局自分のやりたいことをやれば良いじゃん的な話になってしまうんですけどね笑

中には家庭を持っていて、家族を支えるために我慢しなきゃいけないという方もいると思います。でも、支える人がいるということは、支えられることもできるということだと思うんです。

「我慢しなきゃ」と思い続けている人には、周りの人にどんどん頼ってもらいたいなーと思ってます。迷惑かななんて思うかもしれませんが、頼られる側は意外と嬉しかったりするものです。

この記事が参加している募集

#振り返りnote

84,804件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?