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本の「プロローグ」だけを読む

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本のプロローグは、著者の想いや伝えたいことだけでなく、著者の人間性や個性が出るものです。そんなプロローグだけを集めてまとめました。あなたに合う、読みたい1冊を探してください。
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記事一覧

■プロローグだけを読む⑭■「フィニッシュワーク○✕の教科書」飯田尚士・藤原愛莉/Belle・著

世の中に溢れているヘアスタイルに、正解ってあるの?そんな素朴な疑問から、この企画は始まりました。 スタイリングが上手い、下手という基準はとても曖昧で感覚的なものです。 本当は何が違うんだろう。どうすれば上手くなるんだろう。 どんなによいものを作っても100点はないこの仕事にあえて"お客さまの目を引く"という視点から〇と×をつけさせていただきました。 Belle飯田が考える、スタイリングの〇と×是非ご覧ください。 ほんの少しの違いでヘアスタイルは無限に可愛くなります。

■プロローグだけを読む⑬■ 「#値引きの前に #リーダーにやって欲しい #リピートにつながる ウリ集客」効果塾・著

はじめに 集客おたくのオーバー40女子2人組の効果塾です。 2人揃ってハイトーンボブです(笑)。 会社員時代を含めると15年に渡って、ヘアサロンの集客に携わっています。もう、もはや数えられないほどのサロンさんの集客の現場を見てきました。集客が爆進して、サロンが大きく飛躍する瞬間も、スタッフさんが一致団結して、困難を乗り越えようと集客に取り組む姿も。 集客の現場を通じて、効果塾はサロンさんと、そして美容師さんと向き合っています。 集客おたくのアイデアは、時には役に立つ

■プロローグだけを読む⑫■ 100万レイヤー+60万の仕組み ー160万スタイリストが続々育つロングヘア戦略ー」高木裕介/U-REALM・著

PROLOGUE たった1人のスーパースターよりたくさんの“仕事人”が必要な時代 東京・表参道にU-REALMをオープンしたのは2005年。「カリスマ美容師ブーム」といわれた業界のバブルが、空気が抜けるように収束をした頃でした。サロンワークにタレントや雑誌・広告のヘアメイクと慌ただしく過ごす中、新しい時代を感じていました。 その頃は1人の圧倒的な売れっ子が広告塔として店を引っ張り、すべて売り上げで評価されました。 僕は、それは新しい時代に合わないと思いました。 「ス

■プロローグだけを読む⑪■ 8月24日発売「HAIR DESIGN 7×7 デザインの方程式」八木岡 聡/DaB・著

DESIGNER'S ODYSSEYデザインを探す旅 最近、自分の仕事を振り返って考える機会が増えました。長い間、美容の仕事を続けてきて、自分なりに確立してきたメソッドやデザインの考え方を多くの美容師の方々に伝えていきたいという気持ちから本書の構想はスタートしました。集客方法や宣伝、広告の手法は時代とともに変わります。いわゆる流行、ヘアトレンドもある意味で、激しく移り変わっていきます。 しかしどんなに時代が変わろうとも、「デザインの力」が自分の仕事を支え、誰よりも長年に

■プロローグだけを読む⑩■ 「1日1テーマ!! 40日でカットの仕組みがわかる本」西戸裕二/DADA CuBiC・著

はじめに Aさんの場合 ワンレン、グラボブ、レイヤー、ショートレイヤーというように、たくさんのスタイルを覚えようとして毎日必死にトレーニングしているAさん。しかし長さや重さが変われば、カタチも変わるので、レングス違いでたくさんのウイッグを切っても、まったく先が見えない状況です。恐らく1000体切って、ようやくわかってくるかもしれません。 Bさんの場合 パターンにハマらない考え方で、スタッフが切り残したウイッグをもらってその長さでヘアスタイルを考えているBさん。しかも、

■プロローグだけを読む⑨■ 「9割のリーダーが誤解している スタッフを自己成長させる方法」河原晴樹/M.SLASH・著

 カリスマ美容師ブーム時代から15年が経ち、美容師を志す若者が年々減少しています。少子化も関係はしていますが、主たる原因は、現在の美容界を担っているリーダーたちにあるのだと思っています。  もし、高校生が親に「美容師になりたいと思っているのだけれど……」と、相談を持ちかけたら、親は何と言うでしょうか。  もし、高校生が親戚の叔母さんさんに、「美容師になります」と報告をしたら、どんな言葉が返ってくるでしょうか。  誰もが口を揃えて、「素敵な仕事ね!」「人の役に立てる素晴ら

■プロローグだけを読む⑧■ 「独立から2店舗目を目指す サロン成長戦略会議」NO LIMIT・著

はじめに ――サロン成長戦略会議室へようこそ!―― はじめまして! NO LIMIT(ノーリミット)です。 「2店舗目出店をめざす」美容室経営者向けのオンラインサロンで講師をしています。 千葉県・hair brace代表の鈴木淳也 東京都・GULGUL代表の大河内隆広 東京都・ALIVE代表の西川礼一、この3人で 経営者仲間の役に立つ情報をオンライン上でお届けしたり、直接お会いして相談に乗ったり。 それぞれ、まだオープンして10年未満の新進(!)美容室経営者で

■プロローグだけを読む⑦■ 「シンプルデザインのすすめ」高澤光彦/PEEK-A-BOO・著

Prologue これまでは技術を覚えた時代これまで、美容界は「テクニック」の追求に明け暮れてきました。新しいカットの技術の開発は、デザインの多様化をもたらし、それがさらなる技術開発に拍車をかけ、発展の一途を遂げます。(日本のデザインの歴史は、そのままカット技術発展の歴史に他なりません) そこで、複雑化しすぎたカットを、もう1度シンプルにしたのが前著の「シンプルカットのすすめ」です。カットのテクニックをすべて分解し、それを重要な構成要素でもう一度同じ系列でまとめました。技

■プロローグだけを読む⑥■ 「プロフェッショナルの極意」川島文夫/PEEK-A-BOO・著

立体の造形美を生み出すスタイリストという仕事には 縦と横の両方の視線がなければ見えないものがり 交差することで新しく見えてくるものがある。 【Crossover Perceptions】直訳すれば「知覚の交差」縦と横 美容の仕事は一生をかけて作り続ける 美しい織物のようなもの。 いわば「縦糸」と「横糸」が織りなす芸術作品。 想いや情熱といった縦糸に、 技術やデザインといった横糸を織り交ぜながら この本で僕が伝えたかったのは、 夢を形にするこの仕事の本質。

■プロローグだけを読む⑤■ 「美容室の現場力」藤原花妃・著

はじめに 意味がわからないまま「ハイ!」と返事していませんか? 美容室に限らず、仕事の“現場”ではさまざまな指示が飛び交い意思伝達が絶えず繰り広げられます。 「1年生、元気がないよ。ハキハキ行動して!」 「今月の売り上げ、あと目標まで足りないからがんばって!」 「店長、君の店の提出物集まり悪いよ。ちゃんと管理して!」 そんなとき、みなさん何と答えますか? 「ハイ!わかりました!」 私、藤原花妃は美容業を中心とした新人教育やスペシャリスト育成のセミナーやコンサル

■プロローグだけを読む④■ 「CUT DESIGN METHOD」内田聡一郎・著

PROLOGUE 美容師だからこそ、技術力でファンを増やす 2017年になりました。 まさに近未来と言っていい時代。 2020年の東京オリンピックを前に、 さまざまなビジネスやカルチャーが盛り上がる中、 美容業界からもさまざまな思考やビジョンを持つ美容師が出てきました。 さらに昨今では、「ダイバーシティ」という言葉がもてはやされ、 多様性を大事にする社会の中で “自分がどのように美容師をやっていくのか” という指針を示せるかどうかが明暗をきっちりと分ける時

■プロローグだけを読む③■ 「TOUCH」山田千恵/DaB・著

Prologue 見て触れて感じることからデザインは始まっていく―― その人の魅力を引き出しデザインに落とし込んでいく美容師の仕事というのは、マニュアルだけでは伝えきれない部分がたくさんあると感じています。 形を作っていくことの楽しさ・ワクワクドキドキ感。 デザインを通して感じられる喜び、 難しい施術が上手くいった時のあの感じ。 そんな喜びに気づくことの多い人が、 単なる仕事を超えて“ライフワーク”となっていく。 もっと自由に発想し、様々な人と巡り合って機微に

■プロローグだけを読む②■「MINXの任せる力」高橋マサトモ/MINX・著

はじめに 今こそ、教育の差がサロンの格差である時代 1985年に東京・下北沢で産声を上げた小さな美容室MINX。  夢中でお客さまを集め、また来ていただけるように一生懸命提案をし、技術を磨き、スタッフを育ててきました。  そして32年。  よく、光陰矢のごとしといいますが、確かに駆け抜けた32年は大変なエピソードで過ぎていくようで、しかしとても鮮やかでした。あっという間、という感覚はあまりなく、たくさんの挫折と苦悩、喜びや感動で満ち溢れています。  それは32年変わ

■プロローグだけを読む①■ 失敗しない5つの薬剤+色味の法則 「ヘアカラーの基本」西海洋史/CALON・著

ヘアカラーが当たり前になった既染毛時代に必要なヘアカラーの基礎知識とは? ヘアカラーブームを経て、ウイービング、スライシングなどのホイルワーク技術も発達。日本人女性の髪色はこの20年でずいぶん華やかになりました。 カラー剤の進化も著しく、色みの幅が広がり、ダメージが少ないタイプなども生まれて、よりダメージレスに、カラーを楽しむことができます。 お客さまの大半がカラーを繰り返した「既染毛」となった現在――、根元と毛先の差を均一にし、明度や色味を揃えるのはサロンワークで日々