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令和5年 世田谷区の新しい取り組み

統一地方選挙を控え、新年度の世田谷区はかなりサービスが拡充されています!
知ってるようで知らない、聞いても忘れてしまうかもしれない!
数々の施策から世田谷区の新しい「子育て支援」と「物価高騰支援」と「脱炭素社会」の代表的なものをピックアップしてまとめました!
特に、支給には申請が必要なものもあります。記事をぜひご確認ください。

1.出産費用に5万円の助成が支給されます。

~出産費用助成事業~

●所得制限はありません。但し、出生日から児童が世田谷区民である場合に限られます。本年4月から事業が開始されます。
●出生届提出者に申請書が配布されます(重要)。ほかの書類と一緒に渡されるので、紛れないようにしましょう。
●8月からは電子申請も可能になる予定です。

●お問い合わせの窓口は《子ども家庭課 03-5432-2309》です。

【上島のひとこと】
これで、国の出産一時金と合わせて55万円(産科医療補償制度掛金含む)の助成となりました。しかし、世田谷の出産費の実勢は60万円を超えるとも言われています。これだけで安心して出産できる社会になるわけではありませんが、負担の差を縮めていくためには何ができるのか?今後もしっかりと智恵を絞っていきたいと思います。

2.出産応援ギフト(5万円分)、子育て応援ギフト(5万円分)が支給されます。

~出産・子育て応援事業~

●所得制限はありません。
●R4年4月1日からの妊娠届出または出産の方が対象となりますが、妊娠届出と出産の日によって、支給される条件や方法、内容が異なります。詳しくは世田谷区のWebをチェック(https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kodomo/001/001/d00201957.html)。
●申請条件を満たすとご自宅に「申請のご案内」が送られてきます。その方法に従って電子申請しましょう。

●お問い合わせ先は《世田谷区出産・子育て応援事務局 03-6705-0258》です。


3.1歳を迎えた子どもの保護者に、育児パッケージの支給が開始されます。

~バースデーサポート事業~

●第1子は1万円、第2子は2万円、第3子以降は3万円相当の育児パッケージが支給されます。
●詳しい内容の公表は夏頃になる予定です。
判明次第、お伝えしたいと思います。

【上島のひとこと】
文京区ではすでにファーストバースデーサポート事業という類似の事業を行い、こども商品券の支給が開始されています。アンケートへの回答が必須となっています。子育て負担を軽くすることは、もちろん大事なことですが、必要な施策の情報をお届けしたり、育児の悩みに寄り添うきっかけとなることが何より肝要だと考えます。

4.令和5年度は学校給食費が完全無償となります。

~学校給食完全無償化~

●対象となるのは、すべての区立小学校、中学校です。いまのところ、こちらは令和5年度のみの臨時的な事業となる予定です。
●改修工事で給食室が使えなくなった場合は、弁当持参となります。この場合、保護者様の負担を少しでも軽くするため、給食が停止されている期間中、1日あたり360円が支給されます(※)。これは、経常的に行われる事業となります。また、希望するご家庭は民間事業者の弁当も注文できるように対応していく予定です。令和5年度の対象となるのは、弦巻小と桜町小の2校です。※ただし令和5年は学校給食無償化が実施されるため、1日630円が支給されます。

●お問い合わせ先は《学校健康推進課 03-5432-2697》です。

5.高校生まで医療費が無償となります。(マル青事業)

~高校生医療費無償化~

●4月1日から、いままで中学校3年生までだった自己負担、所得制限のない医療費助成が高校生世代まで拡大されます(15歳の翌日から18歳になった日の3月31日)。
●保険診療の自己負担分、入院時の食事の自己負担分が無償化されます。
●働いていていたり、結婚されたりして、父母と別居して独立している場合などは対象外となります。
●新高校2・3年生など、すでに中学校を卒業されている方には、受給資格認定申請書が送付されているはずなので返送をお忘れなく【重要】。今年3月に中学校を卒業した新高校1年生などは、登録内容確認書が届くので、内容に変更がある方のみ返送してください。
●申請書を提出した方、登録内容確認書が送付された方に3月下旬以降に、医療証または受給資格認定通知書が届いているはずなのでご確認を。

●詳しくは世田谷区のwebをチェック。問い合わせ窓口は《子ども家庭課 子ども・医療手当係 03-5432-2590》です。


6.せたpay、キャンペーンはまだ続きます。

~せたがやpayポイントバックキャンペーン~

※せたがやPayからの情報により3/31夕に内容を更新しました。

●3月31日でひと区切りを迎える「せたPayキャンペーン」ですが、物価高騰支援として4月から9月は最大7%のポイントバックとなり、うち7月と8月は最大10%(予定?)還元で継続実施されます。
●還元ポイントは月上限700ポイント 
●お店によって還元率が0%(還元対象外)、3%、5%、7%と異なります!
(中小個店:7%または5%、コンビニ等:3%、大型店:0%)

お問い合わせ – ウキウキ世田谷どっと混む (ukiuki-setagaya.com)まで。

 7.省エネ・再エネで、賢くポイントゲット。

~省エネ・再エネポイントアクション事業~

●ご家庭でも事業者でも、参加登録して省エネや再エネ利用の活動をすれば、その活動に応じて、せたがやPayのポイントを獲得していくという事業を拡充しました!
●コースは3つ。
①8~9月の2ヶ月間の使用料削減に取り組む「夏の省エネコース」
 最大4500ポイント!
②11~12月の2ヶ月間の使用料削減に取り組む「冬の省エネコース」
 最大4500ポイント!
③再エネ電力メニューへの切り替えを行う「再エネでんきコース」
 最大10000ポイント!
●それぞれの募集は
①R5年6月15日~8月31日
②R5年9月15日~11月30日
③R5年6月15日~R6年2月29日
登録をしてからでないと、ポイントを獲得することはできませんので、省エネ・再エネをやってみたいと思っている方はまずご登録を!

●お問い合わせは《環境政策部環境/エネルギー施策推進課「省エネ担当」03-6432-7130》まで。

ご覧になって感じたことだとは思いますが、申請が必要な施策が多いですね。
これからデジタル化を進め、もっともっと、プッシュ型に切り替えてかなければと取り組んでいるところですが、まだそこまで行けていません。
申請を忘れてしまっては大変。
手続きの重要な部分や窓口を各記事にメモしておきましたので、
届いているはずのものが見当たらなかった場合などは、確認してみてもよいと思います。
物価高騰など暮らしには厳しい時節ですが、この情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。


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