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現代日本政治・社会

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現代日本政治についての論考です。
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#立命館大学政策科学部

反転授業動画公開(9):比較制度第9週「比較福祉制度」

反転授業の予習としての動画を公開します。比較制度の第9週「比較福祉制度」の講義です。 講…

選択的夫婦別姓:既に社会に定着しているではないか。

日本はすでに「選択的夫婦別姓」なのではないかと思う時がある。もちろん、会社勤めの共働きの…

上久保ゼミのクリティカルアナリティクス:「敵基地攻撃能力を保有することの是非につ…

(2024年6月6日 4回生ゼミ) 上久保のコメント 今回はおもしろかった。いわゆるリベラルの「…

反転授業動画公開(7):比較制度第7週「中央地方関係」

反転授業の予習としての動画を公開します。比較制度の第7週「中央地方関係」の講義です。 講…

上久保ゼミのクリティカルアナリティクス:離婚後共同親権のあり方について(2014年4月…

学生の議論 上久保のコメント この問題は、リベラル側が、妻がDVなどの被害から逃れられなく…

反転授業動画(1)「比較制度第一週:イントロダクション」

反転授業の予習としての動画を公開します。比較制度の第一週「イントロダクション」です。ただ…

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「給付、給付、給付」の立憲民主党・泉代表にガッカリ・・・野党がだらしすぎる真の理由

岸田文雄首相が所信表明演説で「経済、経済、経済」と連呼したことが話題を呼んでいる。この演説に対する代表質問で、立憲民主党の泉健太代表は、国民が望むものは「給付、給付、給付」だと主張するなど論戦を繰り広げた。だが、岸田首相の「新たな経済政策」も、泉代表が主張する「給付」も、いずれも対症療法的な「バラマキ」にすぎない。なぜ野党による代案は面白みや斬新さを失ったのか。歴史的背景を踏まえながら解説する。 (立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)

真実を伝えぬNHK、不利なことも伝えるBBC。ジャニーズ報道でわかった「大きな差」

英国BBCのドキュメンタリー番組が契機となり、日本でも大々的に取り上げられることとなったジ…

LGBT法の成立が「左派野党の壊滅」と自民一強を加速させかねない理由

今回で連載開始から15周年です。バックナンバーを読んでもらうとわかりますが、文体、構成、内…

日本の「やったふり」「先送り」キャリア形成の弊害

 日本は政策が「Too Little(少なすぎる)」「Too Late(遅すぎる)」「Too Old(古すぎる)…

厳しい国際競争だけじゃない。日本人の賃金がちっとも上がらない根本原因

諸外国と比するまでもなく、長期にわたり賃上げが進まない日本。政府の再三の要請にもかかわら…

chatGPTへの対応:今季の成績評価について、学生に連絡しました。

先日noteに書きましたように、chatGPTについて、さまざまな実験を繰り返した結果、今期の授業…

自民・公明「連立解消説」は杞憂?2党が別れられない“腐れ縁”といえる理由

自民党・公明党の対立が表面化し、「連立解消の危機に瀕(ひん)している」という報道が飛び交…

上久保ゼミのクリティカルアナリティクス:「世襲政治家を法律で禁止するべきか否か」

(私の講評:ゼミ生のnotoより)  世襲政治については、細かい話は現実としてあり、それはみなが認識していることである。今日の政治において、外部からより多様な人材が政界に参加しているようにみなされていることが多いが、この認識は間違いであり、そうした人材は昔よりも「減っている」ことが事実。(宮澤喜一以降、世襲政治家が首相になり始めた。)  長年の長期政権により、政治はシステム化(年次/年功序列)されつつある。早く議員にならなければならないという現状がある。  (補足説明:か