初めてミスをした日
社会人生活が始まって、約一か月が経とうとしています。
先日、初めてミスをしました。
取り返しのつかない、とまではいきませんし特別大きな影響が出たわけではないのですが。
研修時、人事の方に何度も何度も言われてきました。
「ミスをすることは、新入社員の特権」
ミスをしても許されるのは新入社員だからこそ。
ミスから学べばいい。
同じミスを繰り返さなければいい。
・・・でも。
やっぱり落ち込みました。
外部の方へ謝罪メールを送り、諸々修正してもらいました。
誰にも怒られたりしませんでしたが、やはり迷惑をかけたのも事実で。
そんなに落ち込むほどのことでもないんですが、私はショックを受けたんです。
頭ではわかっていても、ミスをしても大丈夫だとしても。
やっぱり悲しい気持ちにはなりました。
私はやはり自分で思っている以上に完全主義なんですよね。
結果が出なければ、それまでの過程はないに等しいし、
挑戦して失敗したらかっこ悪い。
やるからには100%の結果を出さなければ納得できない。
だから私は、結果が順位として表れるものや
成功か失敗か明確に分かれるものに
挑戦するのを無意識に避けてきた気がします。
そして人前でダメな自分を見せるのにすごく抵抗を感じているので
努力は見えないところでするし、
見えるところでかっこ悪いことはしない。
かっこ悪いことを笑いに変えられるようにしようと
思えるようになったのは最近のことです。
例えばスポーツは下手だから、体育の時間や体育祭は大嫌いでした。
一週間に1~2時間の体育の授業だけで
私の運動音痴が直るとは到底思えなかったから
人前で思い切り運動するのが本当に嫌だった。
また他にも例えば、昔習っていたダンスをまたやりたいと思っても
身体はなまっているし下手になっているからもう人前で踊るのは恥ずかしい。
できることは、胸を張ってできる!と言える状態で
人前に出たいんです。
でも人前に出ずに何かをできるようになるってすごく難しいこと。
完全主義って、面倒です。
ダメなところを指摘されて改善して、人は成長していくのに。
まあ、一度人前でダメな自分さらしてしまえば
その先の指導も指摘も受け入れて、
自分を高めていくためのエネルギーにできる性格でもあるんですけどね。
生まれながらに完璧な人はいないのに。
そういえば昔から、「完璧だね」って言われることが多々あったのを思い出しました。
自分では自分のことを完璧だなんて微塵も思っていなかったから
ギャップに悩んだこともありました。
何が言いたかったか毎度書いていて迷子になりますが。
ミスは、今はどんどんしていこう。
その先の努力次第で私はいくらでも変われる。
何歳になっても成長し続けられるのは、
心を持った人間という生き物の特権だと思います。
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