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紹介したいnote記事「笑顔のエイリアン」

長野充宏さんの「笑顔のエイリアン」という記事を紹介します。

初めて見た
宇宙人が
一見優しそうだったので
近づいてみたら
派手にレーザービームぶち込まれた
おわた おわた おわた
あんなに優しそうだったのに

笑顔のエイリアン|長野充宏 (note.com)

 表題は「笑顔のエイリアン」です。これだけでは、何が何だかよくわかりません。

「初めて見た宇宙人が、一見優しそうだったので」

 宇宙人に出会うと言うのはすごいですね。是非とも出会ってみたいです。しかもその宇宙人は「一見優しそうだった」と。宇宙人と言えば、「ケロロ軍曹」みたいに地球侵略が目的だと嫌ですが、友好的な宇宙人ならウェルカムです。

「近づいてみたら、派手にレーザービームぶち込まれた」

 ところが、優しそうに見えた宇宙人に「派手にレーザービームぶち込まれた」と。威嚇射撃でしょうか。どうやら当たらなかったようです。ほのぼのSF漫画から、急にバイオレンスアクションの展開でしょうか。

「おわた おわた おわた。あんなに優しそうだったのに」

「おわた」とは……
【全体的に崩壊していること、この先の希望が見えないこと】
 この単語には「終了した」のほかに「物事がどうしようもない状況になった」という意味が存在する。この用法は2ちゃんねるにおいて発達したとされる。

オワタ (おわた)とは【ピクシブ百科事典】 (pixiv.net)

 まだまだ続きそうな気がしますが、文章はここで終わっています。どう解釈したら良いのかわからなくて長野さんにコメントしますと、「笑ってもらえたらなと思いまして」との返答が。

 長野さんには楽しそうなが浮かんでいるのでしょうが、私はトム・クルーズ主演の映画「宇宙戦争」を思い出します。いきなりレーザービームを撃たれたら恐怖しかありません。

 もしかしたら、「宇宙人」と言うのは比喩なのではないでしょうか。一見優しそうな隣人が、ある日突然に豹変して刃物を振り回して追いかけてくる。そんな恐怖が起こらないとも限らないと、注意喚起しているのではないでしょうか。

 そんな意図は奥に秘めて、「面白いでしょ?」と言っている長野さんのブラックユーモア的センスがたまらなく好きです。

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