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紹介したいnote記事「静かな日」

冬月剣太郎 猫詩人🐈さんの「静かな日」という記事を紹介します。

おのれに問いかけてみる
69年の人生で
一日でも静かな日があったか
喧噪の日々の連続ではなかったか
人は死なないかぎり
静かな日を味わうことはできないのか
一日でいい
生きているあいだに
静かな日とやらを
心ゆくまで味わってみたいもの

静かな日| 冬月剣太郎 猫詩人🐈 (note.com)

 イメージとしては、ロッキングチェアに座って目を閉じ、今までの人生を振り返っているが浮かびます。

「一日でも静かな日があったか。喧噪の日々の連続ではなかったか」

 この社会で生きていれば、生まれてからずっと「誰かが傍にいる」「何かの音が聞こえてくる」毎日です。刑務所の独房にいる人だって、毎日見回りに来る看守さんがいるわけですから決して一人ではありません。

「人は死なないかぎり、静かな日を味わうことはできないのか」

 無人島で一人暮らしをする以外に、静かに暮らす事は無理だと言えます。私がいつもいる職場は国道沿いで、大型トラックなども多いので静かではありません。救急車のサイレンや工事の音も聞こえてきます。

「一日でいい。生きているあいだに、静かな日とやらを心ゆくまで味わってみたいもの」

 冬月さんは音に敏感なのでしょうね。私も昔から敏感体質(HSP)で、音や光、匂いなどにも敏感に反応します。特に音が気になります。人の言葉も音ですから、聞く人が不快になる口汚い言葉には心がすり減ってしまいます。

 そう考えると、静かな空間で一日ゆっくりと過ごすというのは最高の贅沢なのかも知れませんね。

 


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