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紹介したいnote記事「君に花束をわたそう」
長野充宏さんの「君に花束をわたそう」という記事を紹介します。
君に会えない悲しみは
時とともに縮まるよ
君のそばに近づくから
時が近づけてくれるから
終わりだってもう怖くないよ
今も何処かで
赤ちゃんのうぶごえ。
「君に会えない悲しみは、時とともに縮まるよ。君のそばに近づくから、時が近づけてくれるから、終わりだってもう怖くないよ」
「君に会えない悲しみは、時とともに縮まる」と言っていますから、「時間の経過が悲しみを小さくしてくれる」と言う事でしょうか。
そして「君のそばに近づくから、時が近づけてくれるから、終わりだってもう怖くないよ」と続きます。「終わり」とは恐らく「命の終わり」でしょうか。
愛する人と会えないのは、亡くなってしまったから。だから自分も死ぬ事によって愛する君に近づく事が出来る。だから「終わりだってもう怖くないよ」と。命が尽きようとしているのでしょうか。
「今も何処かで、赤ちゃんのうぶごえ」
そして最後に「赤ちゃんのうぶごえ」が聞こえると。行間が空いている事から、時間が経過しているのかなと思います。
この赤ちゃんは「生まれ変わり」かなと。「今も何処かで」とありますから、生まれ変わった二人がまた再会するような未来を示唆している気がします。
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