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紹介したいnote記事「猫でもわかる詩」

冬月剣太郎 猫詩人🐈さんの「猫でもわかる詩」という記事を紹介します。

猫でもわかる



それは言葉では伝えられない

猫でもわかる愛の詩は

言葉で書くことはできない

それはたとえば

猫を優しく抱きしめる手なのかもしれない

優しい手は

なにを語っているのか

たぶん

猫でもわかる詩

猫でもわかる詩| 冬月剣太郎 猫詩人🐈 (note.com)

 まず目を引くのは、猫の形をした雲の写真です。猫が右手(右前足)を上げているように見えます。雲が偶然にこのような形になっているのを見つけた写真家の作品でしょうか。

 私は真っ先に「生成AIによる画像」ではないかと思いました。こんな偶然あるかなぁと。でも、実際本当にあったとしたらすごいですよね。

「猫でもわかる愛、それは言葉では伝えられない」

 「猫でもわかる愛」とは何でしょうか。「猫でも」とありますから、人間は当然わかる「わかりやすい愛」と言う事なのかなと思います。「わかりやすいけど、言葉では伝えられない」と。

「猫でもわかる愛の詩は言葉で書くことはできない。それはたとえば、猫を優しく抱きしめる手なのかもしれない」

 「猫でもわかる愛」と言うものが詠み手の頭の中にあるのですが、それを言葉にする事はとても難しいのだと。猫を優しく抱きしめる手が、猫でもわかる愛なのかも知れないと。

「優しい手はなにを語っているのか。たぶん、猫でもわかる詩」

 詠み手自身も「それが何なのか」はよくわからないようです。でも、こういう心境って私もよくあります。

 言葉には出来ないけれど、頭の中にある感情。言葉にした途端に安っぽくなってしまいそうで、言葉にしたくない。そんな事って、皆さんにもあるのではないでしょうか。

 「つまりこういう事」だとはっきりとは言えませんが、何となく温かい感情が込められている詩だなと思いました。


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