紹介したいnote記事「夜の巨人」
冬月剣太郎 猫詩人🐈さんの「夜の巨人」という記事を紹介します。
「巨人」と言いますと、漫画「進撃の巨人」を思い浮かべます。2013年にはアニメ化され、2015年には実写映画化されています。
巨人の前で人類は、為す術もなくただ食べられるのみ。大人の私でも怖いと思ったほどですから、アニメを見ていた子どもたちは大丈夫だったのでしょうか。
さて、この詩における巨人は「都会のビル」です。
「今日もまた都会のビルたちが、オレンジの光に包まれながら闇夜に沈んでいく」
夜の街に聳え立つビル群を見つめていた作者には、まるで巨人のように思えたのでしょう。そしてそれが「オレンジの光に包まれながら闇夜に沈んでいく」と。何とも幻想的です。
「夜の巨人に、わたしの魂が引きずられるように」
その光景を見ているうちに、自らが引きずられるように感じたようです。それほどまでに圧倒的な力を感じたのでしょう。人間の力では到底抗う事の出来ない、圧倒的な力。
また一方では、それに抗おうとする作者の反骨心が感じられて、私も頑張ろうという思いになりました。
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