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紹介したいnote記事「目玉焼きとトースト」

長野充宏さんの「目玉焼きとトースト」という記事を紹介します。

まだ眠そうな天使

ふわふわ浮かぶ雲の上

神様の仕事も手伝わず

天使はまた夢の中に落ちる

朝ごはんも雲の上に置いたまま

きっといい夢を見ているのだろう

たくさんの天使たちは

神様の仕事で精一杯

目玉焼きとトーストが

寂しそうだ

天国の朝ごはんの定番は

やはり目玉焼きとトーストだ

これはどこも同じのようだ

神の使いの天使は

みんな下界へ飛んでいく

みんなに幸せを運ぶために

早く飛んでおいでお寝坊さんも

目玉焼きとトースト|長野充宏 (note.com)

 この詩の主人公は「天使」のようです。神様の使いである天使の朝の様子を想像したのでしょうか。

「まだ眠そうな天使。ふわふわ浮かぶ雲の上、神様の仕事も手伝わず、天使はまた夢の中に落ちる。朝ごはんも雲の上に置いたまま。きっといい夢を見ているのだろう」

 天使のベッドは雲なんですね。神様がいろいろと使いを頼みたいのでしょうが、眠そうな天使がいるようで「もう少し寝かせてあげよう」とそっとしてあげているのかも知れません。

「たくさんの天使たちは、神様の仕事で精一杯。目玉焼きとトーストが寂しそうだ。天国の朝ごはんの定番はやはり目玉焼きとトーストだ。これはどこも同じのようだ」

 朝から神様の仕事が忙しいみたいで、食卓に準備されている目玉焼きとトーストが冷めてしまったようです。天国の住民は天使の他にも誰かいるのかも知れませんが、朝ごはんと言えば目玉焼きとトーストが定番だと。

「神の使いの天使はみんな下界へ飛んでいく。みんなに幸せを運ぶために。早く飛んでおいでお寝坊さんも」

 次々と下界に飛んでいく天使たち。でも、中には未だにベッドで寝ている天使もいるようで。天使の中にも上司はいるでしょうから、後でこっぴどく叱られるのかも知れません。微笑ましい天国の様子でした。

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