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紹介したいnote記事「虹と雨と雷」

冬月剣太郎 猫詩人🐈さんの「虹と雨と雷」という記事を紹介します。

雨が降らなければ

虹が姿を現わすことはない

虹を視たければ

雨を愛さなければならない

雨にずぶ濡れになり

雷に打たれても

夢と希望を持ちつづけていれば

いつかきっと

虹が視える……はず

虹と雨と雷| 冬月剣太郎 猫詩人🐈 (note.com)

 表題の「虹と雨と雷」をパッと見た時「3種類の異なるもの」を感じました。虹は「穏やかな感情」、雨は「悲しみの感情」、雷は「怒りの感情」です。また違った見方をしますと、虹は「視覚」、雨は「触覚」、雷は「聴覚」だとも言えます。

 虹も雨も雷も「空」に関するもので、人の意志ではコントロール出来るものではありません。

「雨が降らなければ、虹が姿を現わすことはない」

 詠み手は「虹」を熱望していますが、「虹」を見るためには「雨」を待たなければなりません。

「虹を視たければ、雨を愛さなければならない」

 「雨」は一般的に望ましい天候ではありません。「今日は雨か」とガッカリする人も多い事でしょう。しかし、虹と雨はセットであり、切っても切れない関係です。

「雨にずぶ濡れになり雷に打たれても、夢と希望を持ちつづけていれば、
いつかきっと、虹が視える……はず」

 雨も雷も、詠み手にとっては「苦しみ」をもたらす存在ですが、彼らの過ぎ去った後には必ず「虹」が現れる。「虹」が現れた状態こそが「夢が叶った」状態なのかなと思いました。

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