１兆円超のお金持ち全員が言う成功のアドバイスを実践して人生が激変した話

「やる前から諦めるな。とにかく行動を起こせ」という言葉は今まで何度も見聞きしてきた。

それでもぼく自身、長いあいだ諦め癖があった。きっと多くの人が持っているだろう。動く前に自分の諦める言い訳を探してしまう。

例えば何かビジネスを始めようと思っても、すぐに自分は頭が良くないから無理だ、努力を絶対に続けられない、自分には才能がないなど、

頭の中で自分を卑下する言葉が次々と思い浮かび、腰を上げることなく夢を見て終わってしまう。

普段考えるときには何十パターンというシミュレーションを頭で出来ないのに、悪いことを考える時は天才並みの想像力を発揮する。

この想像力を活かせないものかと呆れた事が何度もある。

やる前から諦めて結局行動しないというのが良くない事だと理解しているが、どうしても治す事が出来なかった。

しかし、ここぼくは以前よりも諦め癖を減らすことに成功した。

それはぼくが何か新しいことを試みたわけではない。成功者たちを少し信じてとりあえず行動してみただけだ。

どの成功者も基本的に言うことは同じで、行動する事が一番大事とか、あなたが想像するほど大きな失敗はしないから大丈夫と言う。

自分を成長させる斬新なアドバイスを聞けると思ってたら、耳にタコができるほど聞いた言葉で、そんなこと理解しているから別のアドバイスをして欲しいと思った経験があると思う。

しかし、あなたは本当にこれらの言葉を理解しているのだろうか。

実感を伴わないものは理解したとは言えない。ぼくはこれを学んだ。

この言葉を説明するために例としてスティーブ・ジョブスの言葉を挙げてみる。

"未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、いつかどうにかして点は結ばれると信じなければならない"

この言葉が何を伝えたいのかは全員わかると思う。

しかし、それだけではこの言葉を理解したとは言えない。この言葉に対して実感を抱いていないからだ。

ぼくの言う実感を抱く瞬間は正にその経験をした時だ。その経験をして初めてこの言葉を理解する。

そうした時、新しい価値観を手に入れられ、自分のこれからの行動が変わり成長する時だ。

この言葉でいうと、振り返った時に自分のやっていた事が役に立ったと感じた瞬間だ。

つまるところぼくは今まで、やる前から諦めて行動しないのは良くないと論理として理解していたが、実感として理解してなかった。

それはぼくが、無理だと思うことをとりあえずやってみた結果、成功したという経験がなかったからだ。

ぼくは実際にそんな経験をしていないのにも関わらず、成功者たちのアドバイスをよくある言葉として軽んじていた。

成功者たちの言葉を、今までそんなこと何度も聞いて分かっているから、もっと具体的なアドバイスをしてくれないかな、と考えていたがこれは間違っていた。

ぼくは何も分かっていなかった。

しかし、今まで理解している気になって軽んじていた言葉と向き合い真に理解したことによって、

僕はごちゃごちゃ考えて行動することをしなくなり、様々な経験をする事が出来た。

もし、あなたが諦め癖のある、行動をあまり起こさない人間だったら、とにかく動いて欲しい。

今まで幾度も見てきた当たり前の言葉だが、きっとあなたは行動を起こすことによってパワフルな力を知る事ができるはずだ。

あなたの頭の中で行われるシミュレーションとは全く違った結果が得られると思う。

残念なことにぼくの「実感を伴わないものは理解したとは言えない」と言葉で理解させすることは矛盾になってしまう。

実際にそう感じる経験をしないと真に理解してもらうことはできないからだ。

しかし、とりあえず騙されたと思って色々試して欲しい。

そうした時、きっとぼくの言ったことの意味をしっかり理解できるようになるはずだから。