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クリティカル・アナリティクス【競争力養成プログラム】

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日々のゼミで行なっているクリティカル・アナリティクス(略称:CA)をまとめて、発信しています。
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#効果

上久保ゼミ・オリジナルのディベートトレーニング法:クリティカルアナリティクス(CA)

上久保ゼミ・競争力養成プログラムでは、「1人対全員」という独特の形式で行うディベート・トレーニング法を導入し、「批判的分析力を磨く場」を自ら創っています。  このトレーニング法では、まず1人が「立論者」となります。立論者は、事前に社会問題の1つを取り上げて、それに対する自らの主張をA4・1枚程度の文章にまとめ、他のメンバーに提示します。その他の「討論者」は、立論者と反対の立場で、自らの意見をまとめてトレーニングに臨みます。  立論者は、できるならば自らの本来の主張と逆の立

ゼミで行うnoteはゼミ生にとって意味・効果・今後についての是非

記事 【概要】 ゼミの自主性には目を見張るものがあり、自主的に1限「競争力養成プログラム」を開催し英語書評、1対全員のCA(クリティカル・アナリティクス)を行っています。またゼミでは毎週研究書評を開催し、日々学びの蓄積に励んでいます。加えて就職率・大学院への進学率も高く政策科学部、立命館大学の中でも特異な存在のゼミだと言えます。 そんなゼミでは今年度から新たにnoteの取り組みが始まりました。 各ゼミ生が自分のアカウントを持ち、Guardian書評・CA・研究書評・卒論進

2023_11_30_CA

競争力CA 日付 11月30日 今日のテーマ 今回の所得税の減税は経済対策として適切なのか 記事 新たな経済対策をめぐり、岸田総理大臣は10月26日に、4万円の減税や非課税世帯に7万円の給付を行う案などをもとに制度設計を検討するよう与党に指示した。11月2日、臨時閣議で、所得税と住民税あわせて4万円の減税を行うことなどを盛り込んだ経済対策が決定された。そして、各種の給付措置に加え、税や社会保障負担の軽減など、あらゆる手法を動員して物価高に苦しむ国民の負担軽減を図る方針を示し

レジ袋有料化の是非

記事 プラスチック製レジ袋の有料化から7月1日で丸3年が経過した。そこで引用した記事では小売事業者限定(10代から60代以上)1000人にアンケートを実施し、実際の効果について分析されていた。結果から約7割の人が減少したと回答したことから一定の効果があると考えられる。加えて有料化に関するクレームを受けたことがある人は4割以下と批判も少ないと捉えられる。しかし「レジ袋有料化に賛成か反対か」の設問に対し、「賛成」「やや賛成」は合わせて51.1%と約5割の結果となっていることか