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社会マネジメント系

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ゼミ生の研究で、社会マネジメント系に分類される研究書評をまとめています。社会、経済、ジェンダーに関心のある方はぜひご覧ください! スキ!やコメントお待ちしております!
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2023年10月の記事一覧

2023年度研究書評 秋学期まとめ

今回の記事は研究書評 秋学期verです! 1/18研究書評(今年度の総括)今回は最後の研究書評ということもあり、今年度の研究まとめについてお話ししたいと思います。 序論(主張) 日本の経済成長には技術開発を目的とするベンチャー企業の創出が必須でありそのために経済特区とVCの創造を可能にする必要がある。本年度は経済特区の創出に焦点を当て研究を行った。そこで明らかとなったのは日本の政策過程においてforoleが定義するような経済成長を目的とする経済特区の前例はなく、諸外国をモ

卒業論文

ベーシックインカムの実現可能性 ―社会保障政策・労働政策の観点から―Feasibility of Basic Income -From the Perspective of Social Security and Labor Policies- (要約) ベーシックインカムは社会保障政策としてだけではなく、労働政策としても機能すると考える。そこで、本研究ではベーシックインカムが財政的に実現可能であると証明し、ベーシックインカムの導入が働き方改革に繋がることを示すことを目標

研究進捗

目次 要約 1.はじめに ---問題意識・仮説 2.義務教育 3.日本人の価値観 ---規則社会 ---日本式『個人主義』 ---価値観形成の背景 3.マスメディアが与える影響 4.価値観の変化 5.終わりに 私は様々な世界ランキングを見る中で、疑問に思う点がいくつかあたった。「自分は役に立たないと強く感じる」に「そう思う」又は「どちらかといえばそう思う」と回答した者ほど、「自分自身に満足している」に「そう思う」又は「どちらかといえばそう思う」と回答した者の割合が低かった

学士論文

研究テーマ日本の若者の社会的孤立問題~ウェルビーイング経営からのアプローチ~ (Social Isolation of the Young in Japan ~Approaches from Well-being Management~) 要約日本語要約  本研究は、ウェルビーイング経営(=企業の経営手法の一つであり、社員の身体的、精神的、社会的健康などの推進を通した幸福感の醸成を重視すると同時に、収益性向上にも結び付けようとするもの)の現状を分析し、課題を検討することに

卒業論文

財政とスポーツ産業の可能性 ~スポーツDXの観点から考えるスポーツの未来~ 要約  今、日本の財政状況は、令和4年度の財務省ホームページより、一般会計歳入では税収が約6割を占めており、残りのほとんどが公債金で支えられている。また、令和4年度には一般会計歳出が約107.6兆円に対して、一般会計税収が65.2兆円と大きな差が生まれており、この差額を建設公債や特例公債などの借金によって賄われているのである。このように、日本は長期にわたって財政赤字が続いており、財源確保が迫られて