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2023年11月9日 サブゼミCA

テーマ 「AGI(汎用人工知能)の開発停止の是非」 記事 AGIとは現在の人間と同じ感性や思考回路をもち、知的作業の理解や学習、実行ができる人工知能を「汎用人工知能」のことであり、今後の実現可能性が非常に高く、それ以上の技術の作成可能性についても議論されている。この技術開発が今まで求められてきたものの、2023年5月OpenAIの最高経営責任者(CEO)Sam Altman氏を筆頭とする人工知能(AI)業界のリーダーが、その他の科学者らとともに米国先進的なAIの人類に対

    • アブストラクト(エキスポ)

       ベーシックインカムは「政府が全国民に対して健康で文化的な生活を送るための現金を支給する」社会保障政策として捉えられているが、社会保障政策としてだけでなく労働政策としても機能すると考えられる。私が考える仮説は「ベーシックインカムが実現すれば、現行の生活保護によって生じている『貧困の罠』が解消され、さらにAIの発達によって生じると予想される失業者に対するセーフティネットとして機能し、現行の社会保障制度より優れたものになりうる」と「ベーシックインカムが実現すれば、日本従来の労働観

      • 卒業論文

        ベーシックインカムの実現可能性 ―社会保障政策・労働政策の観点から―Feasibility of Basic Income -From the Perspective of Social Security and Labor Policies- (要約) ベーシックインカムは社会保障政策としてだけではなく、労働政策としても機能すると考える。そこで、本研究ではベーシックインカムが財政的に実現可能であると証明し、ベーシックインカムの導入が働き方改革に繋がることを示すことを目標

        • 2023年6月29日 サブゼミCA

          テーマ 「パチンコを法律で禁止すべきか?」 記事 先日、国会でIR(統合型カジノリゾート)に関する法案が通過し、2029年の開設に向けて、大阪府、大阪市、政府のそれぞれで準備が進められている。このIRは年間年間5千億円以上という収入を想定しているが、実現できるのかは不透明な部分が多い。2023年5月30日の記事によると大阪市では、カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備計画が国から認定されたことを受け、大阪府・市は29日、ギャンブル依存症対策を担う新たな組織の役割につい

        2023年11月9日 サブゼミCA

          2023年6月8日 4回生ゼミCA

          テーマ 「ミス/ミスターコンクールの開催に関する是非について」 記事 日本では多くの大学でミスコン、ミスターコンといったイベントが開催されている。このイベントをひとことで説明するならば出場者の中で外見や容姿が最も優れている人を選ぶものであった。しかし、昨今ルッキズムによる差別の助長が叫ばれる中で、このような外見や容姿で参加者を競わせることがルッキズムであるとの批判にされらせてきた。実際に上智大学では2020年にミスコンを廃止し、「ソフィアンズコンテスト」を新たに設立した

          2023年6月8日 4回生ゼミCA

          2023年6月15日 サブゼミCA

          テーマ 「入管難民法を改正すべきか?」 記事 法務省によると、現在、日本の入管難民法における問題には、「送還忌避問題」、「収容を巡る諸問題」と「紛争避難民など確実に保護する制度が不十分」三つがある。その中では、「送還忌避問題」と「収容を巡る諸問題」に対応する法改正が国会だけでなく、日本社会において広く議論されている。今回のCAは主に「送還忌避問題」に対する法改正について議論したいと考える。   「送還忌避問題」の現状とは、入管法に定められた退去を強制する理由(退去強制事

          2023年6月15日 サブゼミCA

          【研究書評】ベーシックインカムによる働き方改革の実現可能性

          「働き方改革」に求められる「働きがい」の視点とその意義 潜道文子 (2週目) 【要約】 ・働きがいと働きやすさの比較 「働きがい」の向上に効果がある雇用管理制度 〈評価処遇・配置〉 本人の希望ができるだけ尊重される配置 〈人材育成〉 自分の希望に応じ、特定のスキルや知識を学べる研修 〈業務管理・組織管理・人間関係管理〉 各自に与えられた仕事の意義や重要性についての説明 従業員の意見の会社の経営計画への反映 提案制度などによる従業員の意見の吸い上げ 経験が浅い社員に責任ある

          【研究書評】ベーシックインカムによる働き方改革の実現可能性

          【研究進捗】ベーシックインカムによる働き方改革の実現可能性

          6/1 5月の研究進捗 ・租税回避行為への対策(OECD・G20「BEPS包摂的枠組み」がとりまとめた対処案) Googleは高収益の契約を遠隔地であるアイルランドの子会社に締結させることで、多額の売上をアイルランドで計上していたが、結果的にGoogleは当局の追求を受けてフランスでの納税義務を認め、計1175億円を支払うことで和解した。この事例に沿って上記の対処案を整理すると以下の通りである。 ①フランスの顧客に対する売上高に応じて定式的に計算された金額が拠点の有無に

          【研究進捗】ベーシックインカムによる働き方改革の実現可能性

          Guardian書評

          1/18 Satnavs and Google Maps to be updated in readiness for driverless cars. https://www.theguardian.com/politics/2024/jan/14/satnavs-and-google-maps-to-be-updated-in-readiness-for-driverless-cars 『SatnavsとGoogleマップが自動運転車に備えて更新される』 【要約】 自

          Guardian書評