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【The Guardian】Man in critical condition after shark attack on Great Barrier Reef north of Townsville

『Man in critical condition after shark attack on Great Barrier Reef north of Townsville』
タウンズビルの北部のグレートバリアリーフでサメに襲われた男性
担当:ロドス


【日本語概要】
 オーストラリアのタウンズビルで、サメに襲われた男性が危篤状態になった。この地域では、スピアフィッシング(素潜りで銛や水中銃を用いて魚類を捕まえる水中スポーツ)が人気である。2020年は7人がサメに噛まれたことで死亡した。1934年以来最多となった。
 専門家によると、ラニーニャ現象によってサメが獲物を探す範囲に影響が出ていることが、増加につながっているのではないかと考えている。今年は原因不明のサメ咬傷が発生しており、昨年よりも増加している。
 サーフィンはサメを挑発させることは考えられていないが、違いとしてはスピアフィッシングによる魚の血液が海に流れることでサメを引き寄せているのではないかと推測されている。

【その他の記事】
1『EU seeks Amazon protections pledge from Bolsonaro in push to ratify trade deal』
 EUの貿易協定でアマゾンの将来に関する約束をめぐり、ボルソナロ大統領と交渉している。フランス政府はアマゾンの森林伐採と牛肉生産の増加について大きな懸念事項と声明した。

2『Rooftop solar and Covid shutdown lead to record lows in Australian electricity use』
 オーストラリアでは、大規模な電力とガス消費量が減少した。屋根に設置されている太陽光パネルとコロナにより自宅にいる機械が増えたことが影響している。2040年までにはどのようになるかを示すロードマップでは、再生可能エネルギーを必要に応じてオン、オフが切り替えられるモノによって賄われるだろう。

3『Pollutionwatch: Irish air quality to benefit from better data』
 アイルランドは10年ぶりに二酸化窒素の法定限度を突破した。本来は、化石燃料によるガス暖房が使われるが、ガスの供給がまばらなアイルランドでは、石炭や泥炭などが使われている。

4『The house that cork built: is this the ultimate eco-friendly material?』
 テラスハウスを改修した際に、コルクを使用した。ポルトガルでは、よく栽培される。防水性、軽量性、断熱性や通気性に加え、持続的に利用できるというエコの観点でも利用された。

5『China's leaders look to boost self-reliance as country turns inward』
 中国が経済自立をするための会議が行われた。今後15年の目標が示されたが、その後
2050年までに近代国家に変えるというビジョンを示すことが期待されている。

6『The free school meals row should open up a debate about poverty itself』
 子供の飢餓と貧困について、飢えた人々を養うための食料収集に陥りがち。当面の優先事項である一方、長期的にはフードバンクの入り口にたどり着いたかを計算する必要がある。

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