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【The Guardian】'Ursine terror': plea to improve habitat after spate of bear attacks in Japan

『'Ursine terror': plea to improve habitat after spate of bear attacks in Japan』
担当:kubo

【日本語概要】
 日本で食料を求めて人口密集地域に進出してくるクマとの遭遇が相次いでおり、専門家は自然の生息地を改善するように求めている。地元メディア(石川県)によると県内の11人が今年に入ってからクマによって負傷しており、昨年は全国で157人が負傷し過去10年で最多となった。
 このようにクマが人口密集地域に降りてくるのは自然の生息地でのドングリの不足が原因とみられており、食料を求めて人口密集地域にやってくるという。自然保護活動家たちは夏と初秋にドングリやその他の食べ物を十分にクマに与えるために何らかの行動を起こしていかない限りこのようなクマの出没は続くだろうと警告している。
 国際自然保護連合による絶滅危惧種レッドリストでアジアのツキノワグマは「脆弱」と分類されており、今後日本のクマの個体数の保護と国民の安全の保護のバランスをどのように取っていくかが課題となってくる。

【その他の記事】
1『Oxford Covid vaccine works in all ages, trials suggest』
 オックスフォード大学とアストラゼネカが試験中のコロナウイルスワクチンは高齢者のみならず若者に対しても免疫反応を引き起こし幅広い年代の人に対して効果があるということがこれまでの試験でわかった。もちろん試験段階のフェーズはこれからも続くため楽観視には要注意ではある。

2『Aerospace industry records worst quarter as Covid halts sales』
 世界の航空宇宙産業はコロナウイルスの流行による旅行の減少により新型航空機の受注が記録的な低さになり、英国では12000人もの雇用が失われ史上最悪の四半期となった。英国でも中小企業への民間投資を引き出す戦略を打ち出していたが、パンデミックによって思うように言っていない状況にある。

3『Treaty to ban nuclear weapons made official with 50th UN signatory』
 ホンジュラスが核兵器禁止条約を批准したことで50番目の核兵器禁止条約批准国となった。いまだに米国などの核保有国は条約には署名していないが、核兵器禁止条約を推進してきた活動家たちはこの50か国目の比重は省庁以上のものがあり子らが徐々にこれからかくの抑止効果を持ってくことを望んでいる。
国際海運を規制する国際海事機関は23日、会議を経て

4『Alarm as Arctic sea ice not yet freezing at latest date on record』
 記録が始まって以降初めて、シベリアの北極海氷が10月下旬になってもまだ凍結が始まっていない。この凍結の遅れはロシア北部の温暖化と大西洋海域の暖流の侵入が要因だと科学者たちは見ている。またこの凍結の遅れが海氷自体の減少につながるかもしれないと科学者たちは懸念している。

5『Nine insect-eating bird species in Amazon in sharp decline, scientists find』
 鳥の数は人間の干渉から離れたアマゾンのへき地でも減少しているとこれまでの研究は示している。特に9種類もの昆虫を食す鳥の種類が急激に減少(果物を食べる鳥では同等の減少は見られなかった)したため気候変動と昆虫集団への影響が大きいのではないかとの見方がなされている。


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