【The Guardian】Former Mexico defence minister arrested on drug charges in Los Angeles
『Former Mexico defence minister arrested on drug charges in Los Angeles』
担当:托鉢
【日本語概要】
メキシコの元防衛大臣であるGen Salvador Gienfuegosが薬物取引と資金洗浄の疑いで逮捕された。2012年から2018年の任期中、Enrique Peña Nieto大統領の下で「薬物戦争」のキーマンとして活躍していた人物だ。
彼は立場を利用して麻薬取締に関する軍部(警察?)の副官に麻薬流通について黙殺するよう手配をするほか、犯罪組織についても影響力を及ぼしていた。また、取締部隊の活動についての取材を何度も拒否していたりもしていた。そして、Tlatlayaでの市民虐殺について、部隊を批判から保護していた。軍部と薬物組織とのつながりは、1990年代の反薬物を掲げていた独裁者Gen Jesús Gutiérrez Rebolloの頃からだと考えられる。彼もまた、薬物組織からの収賄で逮捕されているのだ。
アムロは部隊の復帰を約束しており、そうなれば任期の2024年までは省の下で仕事をすることとなる。これを許せば、メキシコの市民として活動を認めたといいっても過言ではないだろう。
その軍部はメキシコシティにできる新しい空港に、活動拠点となる施設を建設しようとしている。「大統領は警察、軍部の組織改善と依存脱却に取り組むべきだ」と述べるのは、メキシコの軍部問題を扱うジャーナリストのJorge Medellínだ。
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