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人が人を好きになって応援したくなる本当の理由

それは「何かに向かって頑張っている姿」なんじゃないかな?と思います。

どうも、カミキハラセイヤです。

ある時、アイドルをやっている自分とそうじゃない時の自分て何が違うんだろう?と考えたことがありました。「アイドルをやっている時はとてもキラキラして日常では意外とそんなことない…」みたいなギャップがきっとどこかにあると思ってたんです。そしてそのギャップは時にその人の印象がよく見えたり、はたまた悪く見えちゃったりもしますが、僕の場合はどうなんだろう?って。

メンズアイドルとして2020年3月にデビュー。2日目のライブ後にメンバーの前でボロボロ泣いていたのを今でもよく覚えています。

理由は「自分が思っていたアイドル像や、お客さんの反応が全然違ったから」でした。

アイドルをやる前、「歌声でお客さんを魅了して圧倒的な人気を得るんだ!」なんて傲慢な考え方をしていて、誰よりもそういう下心?野心を燃やしていました。実際デビューライブの時はお客さんと一体感を作れた気がして、誰よりもキラキラになって楽しんでたんじゃないかって思います。人生において150人以上のお客さんの前で歌を歌うなんて、生きてきた中で初めてだったし、想像もできなかった。

だからこそ、「いける!」って思った。「誰よりも人気になれる!」そう驕ったのです。

けど違いました。これはアイドルに限った話ではないと僕自身は思ったのですが…

人が、人を好きになって応援したくなるのって「歌の上手さ」とか「パフォーマンス力」とかそういうのが全てじゃない、と。

そこを僕自身は大きく勘違いをしていたのでした。実際にデビューライブ後の対バンライブや単独公演、色んなイベントに出演していく中で「自分の特典会の時間だけが長く感じてしまう現象」が多くありました。(うまく言えない…笑)

もちろん僕自身を推してくれる方はいて、それは本当にありがたいことなのですがやはり比べる必要がないのに他のグループやメンバーが気になってしまう。

必死に考えました。「これだけ歌も頑張っているのに…」「自分には何が足りないのか…」「アイドルとしての自分にはもっと何が必要なのか…」

考えても簡単に答えは出なくて、メンバーや運営の方にも相談したりして実践をしてもすぐに結果が出るわけじゃありませんでした。

無いものばかりを数えてました…。やり方が分からなくて無理をした時もめちゃくちゃありました。

そんな時、「普通のセイヤくんでいいと思う」と一言、声をかけてくれた方がいました。

今までも「ありのままでいい」とかありがたいアドバイスを言われてきたけど、分かっているようで分かってなかったのかもしれない。このタイミングだからなのかもしれない。理由はわからないけど、とにかくホッとした自分がいたんです。

「アイドルとしての自分」「普通の自分」、多分僕はうまくやろうとしてもうまくできない。器用そうに見せて実際はそうでもない。不器用なのに、キレイに見せようとして無理をしてたんだなって。

その言葉を聞いてからは、不器用なりにも「普通の自分」が「アイドル」としてがんばって向き合っている姿をよかったらこれからも見てほしいなって思いました。

「アイドル」としてまだまだ未熟だし、カッコつけちゃうし、クールぶっちゃうし、ヤキモチも妬いちゃうけど、「アイドル」として存在する限りは一生懸命、自分を変に作らずに、向き合っていくので応援してください。よろしくお願いします!

ブログ用写真


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