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都知事選の結果を受けて、立民支持者の神奈川県民が意見を述べてみる

神奈川県民なのに都知事選から目が離せませんでした

今回の都知事選、立民支持者としては厳しい結果となりました……。都知事選に注目したのは、一応都内の会社および現場に勤めているためか。

やはり現職は強いし、コロナ禍のときはいろいろ言われつつも、なんだかんだで小池都政に不満を抱いている都民ばかりではないということなんだと思う。

ただ、少々キツいという印象のあった蓮舫さんについては、印象がいい意味で変わった。若者の置かれた苦境に光を当てた訴えは決して間違っていなかったと思う。そして、こうしたことを訴える候補者が増えてほしいということも変わっていない。

蓮舫さんも立民も、この苦い教訓を経て、臥薪嘗胆の思いで頑張ってほしい。

大井町で演説に立ち会えたのはいい思い出でした。

個人的には小池当選よりも石丸2位の方が衝撃的

見出し通り、現職の小池知事当選よりも、Youtuberでもある元安芸高田市長石丸伸二候補が2位につけたという結果に驚いている。

この結果を厳粛に受け止める必要を痛感していると同時に、自分自身我に返らざるを得ない投稿がBlueskyとThreadsにあったので取り上げたい。

Blueskyでは速水螺旋人さんが
「候補者や公約をしっかり調べて投票する人は少ない、もっとふんわりした印象で支持不支持を決めている人が大多数ではないか」

と分析された上で、

「ふわっと、で動く人たちを馬鹿にしては絶対にいけない」

と多くを占める無党派層を軽侮することを戒めている。

また、Threadsではしだゆいさんは
「非保守で選択的夫婦別姓反対のノンポリ、非インテリ自任層は賛成派に『バカにされてる気がする』」と感じている」  

「本を読んでいて知らない漢字・知らない言い回しが出てきただけで「バカにされてる」と感じるのが、この国の少なくない人たちのリアリティ」

と言われている。

こういった言葉は自省を含めて受け取りたい。今振り返ってみれば、Twitter時代から野党共闘系の左派・リベラル派陣営にも与党支持者や右派に対して、差別やヘイト、暴言や嘲笑を窘める程度ならまだしも、(たとえば先に挙げた夫婦別姓反対についての)意見そのもの侮蔑や人格の否定も見受けられた。先に相手の言動が目に入ったとか、売り言葉に買い言葉的な面もあったのだろうが。

わたしがX(Twitter)を一時とはいえ離れることになったのには、与党支持者や右派の差別やヘイト、暴言や嘲笑だけでなく、こうした左派・リベラル派の鼻持ちならない態度というか、人を人と思わない傲慢さにも一因がある。

とにかく、このような現実の生活に根差した、皮膚感覚に近い声を野党共闘系の政治家や活動家、支持者たちが「深く考えてないだろ」 「被害妄想だ」」 「常識的にあり得ない」と切り捨てるなら、今後も支持は得られまい。そして、政権交代を実現するなど夢のまた夢だろう。

あと、結果が思わしくなかったからといって「民主主義は死んだ」「東京終わった」と言ったり、都民を馬鹿にしたりするのはやめるべき。内輪ネタとしてとしてもお粗末。

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