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心理学馬鹿

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死ぬことを都合の良い言い訳にしていないか?

 自戒の念を込めて。  これは自分へ向けた文章です。誰かに向けたものではないので話半分に読んでください。  辛いことがあったらすぐ「死」に逃げようとする。それが悪い癖だ。辛さの大小を問わず、一直線に。  自殺は周りを悲しませる。死に場所を選ばないと迷惑をかける。理由を書き出したらキリがない。自殺は悪だ。肯定される理由などない。それが今の社会だ。  自殺へのリミッターが外れかかっているのを自分の強みだと勘違いし、死んだら全てが美化されると思い込み死へと走る。  確かにこの世界は

    • 近況

      お久しぶりです。カミブクロです。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 僕はそれなりにやっています。 近況について。今年から大学生になり、高校生の頃よりは体調が安定しております。 大学が実家から通えない距離なため、一人暮らしを始めました。そのため転院することとなり、心から信頼してた主治医とは、さよならしました。 診断名は適応障害(遷延性抑うつ反応)でしたが、転院先のクリニックでは、うつ病と診断され、障害者手帳の申請をしました。 また、新しい環境に適応する過程で、うつがひど

      • “生きる”という行為、そのものがしんどい

        職員が患者を叱る声。食べ方が汚い男。重い空気のデイルーム。こういう環境が嫌で嫌で仕方がない。人間社会への適応ができない。この過敏さが生きるのをしんどくさせている。同室の男は別の患者の悪口を独り言で口にしている。この空間は、精神科の病棟の空気は異様なのだ。ただでさえ、普通の環境に適応できない僕が、この異様な空気に耐えられるわけがない。  周りは、家族は僕に生きていて欲しいと懇願するが、別に僕だって死にたくて死のうとしているわけではない。“生きる”という行為が苦痛なのだ。苦痛で苦

        • 生きるのが怖い

           生きて行くのがとても怖い。傷つくのが怖い。傷つけられるのが怖い。生きている限り、辛いこと、苦しいこと、しんどいことが降り掛かってくる。日常の不安、周りの目、人間関係、将来について。全てが怖い。「これ以上傷つきたくない」この一心で人生という道を寸断したくなる。  人生の意味を問うことはしなくなった。そんなものに意味はないから。自分が傷つかなければ、どうだっていい。でもこの世界で生きている限り苦しいことは続く。苦痛は「一生」付きまとう。そんな人生を歩む理由なんて、あったところで

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        死ぬことを都合の良い言い訳にしていないか?

          まだ生きてます。

           自殺を成功させた人はどういう心情だったんでしょう。とても気になります。ツイッターを漁っていると、自殺未遂で終わった人のアカウントを見つけたりするのですが、更新が止まっていたりすると、「ああ、もう居ないのかな」なんて思います。どうなんでしょうね。ただその垢に飽きて違う垢を作ってるだけかもしれないし、恋人ができて、宝くじが当たって幸せに生きているかもしれないし、更新されない限りわからないですね。  さてさて、僕は今、自殺企図で入院をしています。先程まで退院後の自殺について、色々

          まだ生きてます。

          人との距離感がわからないpart2

          前回の記事を書いてから主治医に回避性パーソナリティ障害の傾向があると言われた。回避性パーソナリティ障害とは ”回避性パーソナリティ障害患者は,自分が批判されたり,拒絶されたりすること,または他者に気に入られないことを恐れるために,以下の状況のように,仕事でのものを含む社会的交流を回避する: ・同僚が自分を批判するのではないかと恐れるために,昇進を拒否する。 ・会議を避ける。 ・自分が好かれることを確信できない限り,新しい友人を作ることを回避する。 このような患者は,厳格な

          人との距離感がわからないpart2

          人との距離感がわからない

           薬が効かず、ベッドに寝てるのも退屈だからこれを書いている。他人との距離感については最近ずっと考えている。みんなはどうやって程よく距離をとっているのかが不思議で仕方がない。    まず他人との距離ってどうやって図るのだろう。自分が仲良いと思って頼ってもそれは迷惑だと思われているかもしれないし、逆に自分が対して仲良いと思っていなくても、仲良いと思われているかもしれない。この辺の距離感がうまいこと測れない。自分が仲良いと思って、内面を曝け出し、頼っていると、ふと「あれ、相手困っ

          人との距離感がわからない

          批判

           人に批判されるのが怖い。批判されたら自分の全てが否定されたような気持ちなり、足元が急にぐらついて、なくなってしまような不安感に襲われる。  頭では、そういうわけではない、とわかっているのに、思考がしっかりと認識し、理解ができていない。批判されたときの「痛み」に過敏になりすぎているからだ。それによって正常な思考を行えなくなる。  ここから負のループに入って行き、支離滅裂な理論で周りに迷惑をかけたり、対人関係がぐちゃぐちゃになっていってしまう。どうすれば治るのだろうか。とてもし

          精神科病棟に入院するときに持ち込むといいもの

           フォロワーさんがこの内容でnoteを書いていたから、絶賛入院中の僕も書こうかなと思って書いています。  僕の場合、一応開放病棟ではあるのですが、部屋にオートロックがついていて外にもほぼ出られないので閉鎖病棟と同じようなものだと思ってください。 絶対あるといいもの これは何があってもあったほうがいいです。ないと部屋で爆散します。 ・ノートと筆記用具  これは必需品と言っても過言ではないでしょう。これが無いと確実に気が狂います。(多分)特に保護室に入る場合は、有ると無いとで

          精神科病棟に入院するときに持ち込むといいもの

          自己肯定感と謙遜

           日本人は謙遜が美徳という価値観を持っている人が多いだろう。謙遜することで更に周りからの評価は上がる。しかし、その謙遜の裏には何があるのだろう。  僕は今まで生きてきて謙遜が美徳という価値観を信じてきた。謙遜という概念の全てを本気で信仰してきた。本気で自分はすごくないのだと思うようになっていた。この考え方で生きてきたため想像になってしまうが、本来謙遜とは自分がすごいと思ってもそれを表に出さない態度でいることなのだと思う。しかし僕はそれを履き違え、謙るという態度ではなく、本心

          自己肯定感と謙遜

          どこまで自分の感情を優先していいのか。

           僕は今まで20年弱生きてきて、どこまで自分の感情で動いていいのかよくわかっていない。人からの評価をずっと気にして生きてきたから、自分の感情<人から評価される行動が動機になっていた。客観的にみて間違っていると言われないような行動を心がけてきた。しかし、最近になってこれができなくなってきた。簡単に言えばワガママになってきたのだろう。客観的に見れば我慢したほうが物事が良い方向に進むだろう、という行動を取らずに、自分の腹が立てば衝動的に動き、承認欲求が出てくればそれに基づいた行動を

          どこまで自分の感情を優先していいのか。

          高校一年生が精神病棟に入院した話 はじめに

           こんにちは。タイトルにインパクトがありますが、世間が望んでいるのような閉鎖病棟で超やばい、みたいな話ではないです。内容は少し暗いですが、至って普通な記録のようなものなので過激な内容は期待しないで欲しいです。世の中にはこんな高校生がいるんだなあと認識していただく程度で結構です。  何から話そうかなあと思ったのですが、とりあえずnoteを書こうと思った経緯でも話そうかなあって。最初にも書いた通り、僕が入院した病院は狂気的でもなかったし何なら対応が良すぎて感動したレベルでいい病

          高校一年生が精神病棟に入院した話 はじめに