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同人誌を頒布した話

先日、同人誌即売会にサークル側で参加しました。
7年前から大好きな作品のオンリーイベントです。
ちょくちょく参加しては、自分の好きとパッションをばーっと本にするような感じです。

毎回感じていたことですが、今回改めてこれは、と思ったことを書き残しておきます。

私は二次創作ばかりしている人間です。
自分の好きをうすいほんにしたりして、手に取ってくれた人と好きを共有できるのがとても楽しいのです。
SNSでも公開していることは多々あれど、同人誌だからこそ描けることというのはあります。

概ね自分の同人誌を手に取ってくれる方というのは、大体「こいつはこういうものを作成するやつだ」とわかってくださっている人がほとんどだと思います(現地で立ち読みしてもらってゲットいただいた方や、委託をご利用の方も、同じくです)
というのも。
誰かと自分の好きを共有できたら嬉しい、でも誰にでも見てくれと広いところに広げて見せられるほどきれいな妄想はできない自覚があるんですよね。

さて。

イベント会場で私が普段感じていること、今回改めて感じたことは下記のとおりです。

ああ、皆、私も大好きなこのキャラクターが好きで、
私も大好きなこの二人の関係が好きなんだ。

手に取ってくれた人の好きという気持ちが、私にもとてもよく伝わってくるんです。ほんの少しの表情の違いであったり、あった、という雰囲気であったり。そういう。
人間の持っている情報量は、あなたが思っているよりもずっと多いのです。

私はずっと大好きなキャラたちのおかげでお絵描きができていると思っているけれど、好きと好きを共感して手渡しさせてもらったり声をかけてもらったりして。

この会場は好きと好きを交換する場所なんだ、と。

だから私はイベント会場が好きです。
ふわふわした熱気に包まれる好きの交換があふれる空気は、また次の好きを描こうという気持ちをもらえるからです。

大好きな作品のおかげで、毎日楽しくお絵描きができます。
今回のイベントでは、色んな人に「楽しそうに描いてますよね、好きっていう気持ちが伝わってきます」と声をかけてもらえて、凄く嬉しかったです。
だって本当に大好きだから。

沼津開催での沼ラブにて当サークルに来ていただいた皆様、
委託をご利用いただいた皆様、SNSで感想をくださる皆様、いろんないろんな好きを共有してくださる皆様のおかげで、好きを一層楽しめています。

これからも頑張って、大好きを叫んでいきたいです。
どうぞよろしくお願いします。


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