峠の釜飯が、私のQOLを上げた件
同居人が法事で出かけて、お土産に『峠の釜飯』を買ってきてくれた。
いわずと知れた、横川駅で販売されている、おぎのやの超有名駅弁だ。
益子焼のお釜に入っているのが、最大の特徴だろう。
おいしくいただいた後、この容器をどうしようと調べたら、再利用できると判明。
「みんなのごはん」の記事をもとに、試しにこれでご飯を炊いたら美味しくて、毎日これを使ってご飯を炊いている。
今まで私は、土鍋炊飯は難しいと思い込んでいた。
しかし、この釜はキッチンタイマーで時間通りにごり押しすれば、細やかな加減をせずとも大丈夫とわかったので、メモ代わりに記録を書いてみる。
(1)お釜に入るお米の量は1合。お水の量は炊飯器の時と同じで大丈夫。
※釜の外側、底面付近に水が付いていたら、乾かすこと→濡れたまま火にかけると割れる可能性があるため。
ちなみに私は、水に関しては、以下の手順で目分量で計測している(炊飯器の釜でも飯盒でも使えますぞ)。
(1)釜に米をいれて、平らに均す。
(2)釜の円周の一点から、中心に向かってしゃもじやスプーンを使って、米を寄せる。
(3) (2)のときにできた米の高さまで、水を注ぐ。
(2)火にかける前に、15分以上間給水させる。
これを怠ると、炊き上がったときに芯が残るのでご注意。
(3)給水が完了したら、蓋をして弱火に6分かける。
今のところ、タイマー通り6分きっかりでやって全く問題がない
(凝る人は沸騰したら火加減を変えるとかするようだが、時間通りにやって案外平気なようだ)。
(4)今度は再弱火に7分かける。
蒸気が蓋を持ち上げて、ふきこぼれたりするので、蓋を少しずらしておく
(熱いので注意、ミトンや軍手必須)。
※密閉したいときは、鯖缶などを蓋の上に置いておくといい。
それでも吹き零れるが、密閉して炊いたときのご飯の艶照りは神である。
(5)釜を火からおろして、蓋を閉じ、15分蒸らす。
釜を持つときはミトンや軍手をつけること。
めっちゃ熱い。
このとき、ぬれ布巾を釜の底に敷いておくと良い。
釜底にこびりつくごはんが減って、洗い物がラクになる。
15分蒸し終わったら、出来上がリンゴスター。
しゃもじで混ぜましょう。
おこげもできるよ。
* * *
お釜で炊いたごはんは、炊飯器のごはんと比較にならないほど美味しい。
同居人にも食べてもらったところ、「全然違う!」と驚いていた。
ごはん一粒一粒が潰れず、しっかり立っていて、存在感を主張しているし、ご飯の甘味が感じられて素晴らしい。
土鍋ご飯は、確実に生活のクオリティが上がる。
だが、調べたところ、残念な事実が。
この釜の再利用、3〜5回が限界っぽい。
以前、同居人に「炊飯土鍋を買わない?」と打診した際、「えー? 嫌だ」と言われた。
今回、同居人とお釜で炊いたごはんを食べながら、もう一度打診したら、あっさり許可が出た。
炊飯土鍋プレゼンの役に立ってくれてありがとう、峠の釜飯。
君のことは、割れるまで使うよ。
サポートいただきましたら、noteにおける活動(お絵かき、リーディング等)のために使わせていただきます(^^)