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「あの人との、ひとり言」コンクールの名作選ブログはじめます

亡くなられた大切な方に向けて
手を合わせたとき、あなたの心には
どんな言葉が浮かびますか?
手を合わせると出てくる言葉を募集します。

このようなキャッチフレーズで毎年作品を募集している「あの人との、ひとり言」コンクールは、2023年で8年目を迎えました。毎年多くの素晴らしい作品が集まり、その中から大賞、審査員特別賞などが決まります。どれも心を打つ作品ばかりで、審査が難航するのも毎年恒例のこと。

そして、惜しくも大賞・審査員特別賞、ペット賞、カメヤマ賞を逃してしまった入賞作品の中にも、数えきれないほどの名作が存在します。これらの名作を紹介できる場所はないか…とずっと考えていました。

大切な思い出のワンシーンを言葉に落とし込んで作品として応募するまでに、様々な映像が頭の中に流れていたのだろうか、と、想像をふくらませます。

実際に、作品を読ませていただくと脳内映写機がまわり、見たこともない風景が広がったりするのです。作者が小さな女の子となって、今は亡きお母様と手をつないでいたり、まだ子犬だった愛犬が野原を元気よく走り回っていたり、優しかったおじいちゃんがいたずらっ子のようにくくくっと笑っていたり。

紡がれた言葉のひとつひとつに想いがこもっているからなのか、その言葉の持つ見えない波動のようなものを感じて、作品を読んでいると心が震えるのです。

このブログでは、「あの人との、ひとり言」コンクールの入賞作品の中からランダムにチョイスした名作たちを紹介して参ります。作者の心情に寄り添ったり、自分もこういうことがあったなと思い出を探してみたり、コンクール応募のきっかけにもなれば・・・という思いで、不定期に更新していきます。

ステキな作品に、どうぞ出会ってください。


「あの人との、ひとり言」コンクール事務局


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