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【カレーコーヒー】TRUNK COFFEE コロンビア SPICES QUEEN WASHED モンテブランコ

トランクコーヒーで買ったまた変わったコーヒー。またロドリゴサンチェスさんのモンテブランコ農園。スパイスクイーンウォッシュド。なんやそれ。

またまたインフューズドなコーヒーです。以前は同農園のクエン酸で発酵させたコーヒーの飲みましたが、今回はスパイスです。

コーヒーを発酵させるプロセスでその他の植物(など)を由来とする微生物を使っている。正統派ではないが、コーヒーの幅を広げてくれるものとして非常に面白いなあと思ってます。
特にコロンビアはその試みが進んでおり、いろんなプロセスが開発されてます。
以前紹介のシトリックウォッシュド(クエン酸)をはじめ、パッションフルーツウォッシュド、ゴールドグランクリュウォッシュド(3回発酵させる)、コールドファーメンテーション(低温発酵)などなどモンテブランコ農園で生産されるコーヒーだけでもこんなに変わった製法がよりどりみどり。アナエロビック(嫌気性発酵)さえどうなの?と言われるのに、発酵を促す手段として色々方法(味付け?)があるみたいですね。自分がコーヒーにはまっている間は色んな楽しみ方があって欲しい。

気になってしまって懲りずに試してしまいました。今度はスパイスクイーンウォッシュド。

スパイスの女王というものがあるそうです。カルダモンです。カレーですね。そんなのコーヒーに合うのだろうかと思いますよね。よくやるなあと思っていたのですが、変な組み合わせではないみたいです。

カルダモンとはカレーをはじめガラムマサラやチャイの中に入っているスパイスで、消化促進になるみたいです。こんなスパイスはハーブティーに混ぜて飲むのがまあ普通な印象ですが、インドとかではコーヒーに混ぜるのも一般的らしいです。五千年もの歴史を持つ伝統医療「アーユルヴェーダ」で使われていて広く親しまれているとのこと。数年前、香水つくりにはまって生活の木によく行っていた私には聞きなじみある言葉。
まあ古くからある組み合わせで、体にも相性的にも良いみたいです。


そんなこんなで早速入れてみました。今回もオリガミドリッパーで挽き目はvario-eで19メモリ。中挽き。14gで200gの水を2:30くらいで落としました。気分で前後するけど大体いつもこのくらいに落ち着いてる。

透き通った良い色!

味の感想としては、意外と飲みやすくて美味しい感じでした。
クエン酸のやつは想像通りにおいし面白い、もっと前に飲んだパッションフルーツウォッシュドは変わった甘みがちょっと自分の好みではないなあといった印象だったのですが、今回は程よいスパイシーさがこのコーヒーの味にマッチした印象でした。
甘味が強いわけでなく、酸味は程よくある上品なコーヒーにスパイスがある感じ。スパイス以外の場所に大きな特徴があるわけではないですが、バランスがよくフルーティーさも感じられ良い感じです。


コーヒー自体の味はクエン酸の時と似た感じだなあと思ったら、その時と同じ品種の豆、パープルカトゥーラでした。同じ農園の同じ豆で製法だけ違うってことなんでしょうか。いやはや面白い。

どちらのほうが好きかと言われたら僅差でクエン酸でした。でも全然印象は違うのでどちらも飲みたくなる。コーヒー自体の味がおいしいです。パッションフルーツウォッシュドもパープルカトゥーラだったみたいですが、前に飲んだからか、その時の予想外な衝撃があったから、違和感の印象しか残ってない。。今飲んだらまたおいしく感じるような気がする。また飲みたい。


続けて変わった製法のコーヒーを飲んだ感想でした。
もっと幅を広げていきたい。




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