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Netflix映画 「ダムゼル 運命を拓きし者」

2024年アメリカ。
久しぶりの映画。

好きな女優さん、ミリー・ボビー・ブラウンちゃん。

なんで、ちゃんづけ かっていうと
だって、あの「ストレンジャー シングス」で
小さい丸坊主頭ちゃんの頃から見てるんだもん。

そのミリーちゃんが
今回は、たくましいお姫様役。

いいわー。
たくましいわー。
かっこいいわー。

CGもいいね。
CGらしいCG(笑)。

いいのよ、ファンタジーなんだから。

冷酷な女王役が、「フォレスト・ガンプ」で
幸薄いヒロイン役だったロビン・ライト。
知的な雰囲気の女優さんだから似合うわー。
こういう冷静、冷酷な感じ。
この映画、男はからっきし印象残らない。
(わざとそういう人を選んでいるのよね、きっと)

唯一、主役のエロディー姫のお父さんかな。
その王様は、極貧の国の王様で
お金と引き換えに娘を裕福な国のドラゴンの生贄に
捧げてしまう。
でも後悔して命をかけて、娘を救いに来る。
そして心から謝罪する。

このファンタジー映画、
主役のエロディー姫にかかってるわね。
彼女の演技力があるかないか、が大きい。
だって、CGばっかりなんだから
下手すると
何もかもチープになってしまう。

でも、エロディー姫役のミリーちゃんの
演技が素晴らしいから
最後までぐいぐい見ちゃったわ。
さすがだわー。

テーマは「母性」。
そして「母」
このストーリーは、娘たちを人に殺されたドラゴンの怒りから
始まるんだもん。

ドラゴンの巣窟に生け贄として
投げ込まれた
エロディー姫は
危機的状況で亡くなった母親のことを想う。
そしてつぶやく。
”Give me strength, Mother."
強さを私にちょうだい、お母さんと。

他のシーンでも母親を回想して
「私の母なら戦う」と。

そうだよ。
母は強し!
女は子供を守るために強くなる!
何かを守るために強くなる。
そして、そんな母を想えば子供も強くなる。
それがこの映画のテーマでもある。

実際、後半はエロディー姫は妹を守るために
またドラゴンの巣窟に自ら入っていくのよね。


終わり方も良かった。
大満足。

ただ、男の人が見たら
大不満かも(笑)

出てくる男どもは
みんな情けないんだもん。
女性をターゲットにした
ファンタジーフェアリー映画。
しかもテーマは「母」であり
「母性」。

男性は見ない方がヨシっ!(笑)