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ようこそ笑顔神社へ(144)幸せとは

開店前の黄色三日月のカウンターで、開店の準備をしているマスターが出す音をボーっと聴きながら、気持ちよさそうに泳いでいるイルカの姿を空想していると、鶴さんが現れました。
そして、こんなことを言いました。

【幸せとは、自分が考えていること、言っていること、やっていることが調和しているときのことを言います】

それを聞いた亀さんは、ハッとしました。
と同時に、泳いでいたイルカが大ジャンプしました。
「なるほど!!確かに!!」

そういえば、亀さんの普段の生活はどうだろうか。

今、具体的に書いては消し、書いては消しを繰り返して、結局は消えている状態ですけど、だいたい調和していると思いました。
つまり、亀さんは幸せということになります。
健康や不健康は別として、確かに幸せです。

この言葉を掘り下げると、考えてること、言っていることまでは自分の問題ですが、やっていること、つまりそれをやっていられるということは、突き詰めると、まわりの人の何らかの協力が必要です。

そう考えるとやっぱり、
〈おかげさまで〉と〈ありがとうございます〉
という気持ちに辿り着きます。

そろそろ開店します。
頭の中のイルカは気持ちよさそうに泳いでいます。
亀さんは今、スパイシートマトジュースが飲みたいと考えています。

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