夜明け
「明けない夜はない」という励ましの言葉がありますが、精神的にドン底の人に対してかけるその言葉は心の表面にすら届くはずもなく、むしろ余計に衰弱させてしまうことの方が多いように思います。
亀さんはこの数週間ドン底だったのですが、幸いこの言葉を言われなかったことによって早く復活できたように感じます。
「夜は自然に明けます」
夜明け前と夜明け後の変化としては、力みが取れたことです。
結局のところ人生というのはなるようにしかならなくて、すべてを天とか神とか、そういった大きな存在に委ねるしかありません。
それの一点に尽きます。
それでいいと思います。
なんでもいいと思います。
どうでもいいと思います。
うまく言えませんが、いろんなことを諦め切ったとき、心の中の夜は明けているはずです。
そうやって何度も夜明けを繰り返して、人は自分らしくなってゆくのだと思うのです。
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