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コミュニティを活用してタスクシュートの実践を補強する【ユタカジン】

かめりんです。
少しずつ春の陽気を感じる時期になってきましたね。
あなたのお住まいのところはいかがでしょうか。

今週木曜日も、例に違わずユタカジンへの寄稿となります。
ユタカジンとは「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマとして、タスクシュート協会メンバーが、時間や習慣、タスクシュートなどなどにまつわるお話を連載していくマガジンです。

タスクシューターならお分かりだと思いますが、タスクシュートの実践そのものは基本的に個々人で完結するものです。
プランを立てるのも、ログを残すのも、それからルーチンを作成するのも全て自分自身です。

一方で、タスクシュート界隈には「タスクシュート・センター」なるコミュニティが存在します。
我々タスクシュート協会のメンバーが日々協会としての活動についてやりとりしたり、
以下で説明する「先送りせずにすぐやる人に変わる 100日チャレンジ」のチャレンジャーたちが集って活動する場でもあります。

今では、タスクシュート・センターのメンバーは1,000人を優に超えます。
この文章を読んでくださっているあなたも、もしかしたらその一員かもしれませんね。
いつも投稿ありがとうございます。あなたのおかげでコミュニティが活気づいています。

さて、もちろんタスクシュートは誰とも共有せず、実践していくことはできます。
タスクシュート協会が発足する以前は、タスクシューターはみな個々人でタスクシュートを実践してきて、かつここまで脈々と生き残ってきたことからもわかりますね。

しかし、このコミュニティができたことで、

  • タスクシュート自体もどんどん進化していっている

  • タスクシューターたちの実践方法もどんどん深く、多様になってきている

というふうに変化が生じており、コミュニティの存在がとても大きいと実感しています。

先送りせずにすぐやる人に変わる 100日チャレンジ

このコミュニティでの中心となる活動は、jMatsuzakiさんと佐々木正悟さんが主催の「先送りせずにすぐやる人に変わる 100日チャレンジ」というオンラインプログラムです。通称「100チャレ」。
100日間タスクシュートを実践しながら「先送り0」にトライしていくものです。

もちろん上記のお二方主催のイベントですから、このお二人の書籍『先送り0』にある3つのルール

① 1日の初めに今日やることを決める
② 1日の終わりにその中で先送りしたものの数を数える
③ 1分でも手をつけたら「先送り」とはしない

を基本とした活動です。
(というよりはまず100チャレがあって『先送り0』の出版に繋がった、というのが正確なのですが)

チャレンジャーはそれぞれ先送りゼロを目指していきながら、日々の活動内容(先送りの数や1日の振り返りなど)を投稿していきます。

2024年3月20日現在では『先送り0』の予約特典として100チャレ第7期が進行中です。約600名が参加しているようです。
大変多くの方々が参加しているので、1日を通して投稿が途切れることはあまりありません。
また、誰かの投稿に対する共感があったり、悩んでいたり困っていたりする人へのアドバイスがあったりと、常にワイワイとお祭りのような状態です。

それぞれ多様なバックグラウンドを持っている

たくさんの人が参加しているので、それぞれのバックグラウンドもさまざまです。
会社員として働いていたり、フリーランスとして働いていたり、
研究者だったり、農家だったり、主婦だったり、
お子さんをお持ちの方だったり、そうじゃなかったり。

また、タスクシュートを実践するためのツールとしても、
TaskChute Cloudを使っている人もいれば、TaskChute Cloud Liteを使っている人もいます。
Excel版のTaskChute 2を使っている人もいれば、たすくまを使っている人もいるし、タスクシュート手帳を使っている人もいます。
自分が普段活用しているツールを用いて自分なりのフォーマットで実践している人もいます。
そして、これらを併用している方も多くいます。

ちなみに僕は、30歳で企業で働く研究者であり、結婚はしているが子はおらず、ツールとしてはTaskChute CloudとTaskChute Cloud Liteを併用しています。

そんなチャレンジャーたちに呼応するようにタスクシュート協会のメンバーも多様なバックグラウンドを持っているので、日々新しいことが生まれたり(消えたり?)しています。

すでに3件イベントが行われた

100チャレ第7期が始まる前から、協会メンバーもこのようにお祭り状態になることを予想していました。
その上で、せっかくだから100チャレ第7期の期間中にいろんなイベントも開催していこう、とも話しておりました。
そして、キックオフから早くも1ヶ月が経とうとしているところですが、早速3件もイベントが開催されてきました。

第一弾は、認定トレーナーまきのくみさん主催の「親の会」。
お子さんをお持ちのチャレンジャーたちがZoom上に集まって、子を持つ方々ならではのお悩みだったり、その中でのタスクシュートの実践方法などを参加者間で共有できたようです。

第二弾は、同じく認定トレーナーで手帳Loverのますけんさん主催の「手書きTCを語る会」。
ますけんさんはiPadにタスクシュート手帳テンプレートPDF版を取り込んで、デジタルとアナログの中間の位置付け的なタスクシュートを実践しています。
ますけんさんのタスクシュート手帳画面を見せながら、どうやって日々運用しているかなどの解説をしたりしたようです(↓ますけんさんのPodcast)。

(残念ながら僕はどちらも参加できず)

かめりんもプチイベントを主催しました

そして今週の月曜日(3月18日)22時から、わたくしかめりんも
「チームの中で実践するタスクシュート・順算思考」
と題したプチイベントを開催しました。
「順算思考」については、前回のかめりんの記事を参考にしてもらえると嬉しいです。

今回のイベントは、簡単に言うと「お悩み相談会」でした。

「逆算的な働き方をする職場の人がいる中でどう順算的な働き方をすれば良いか」
といったお悩みを持つ100チャレ参加者さんをお招きして、
我々認定トレーナーと対話しながら、日々の生活の中でのヒントを持ち帰ってもらうことを目的としました。

そして、私たちの話を他のチャレンジャーにも聞いてもらって、それぞれ何かしらのヒントを持ち帰ってもらおう、という趣旨のイベントでした。
形式のイメージとしてはパネルディスカッションのようなものですね。

きっかけは、100チャレ第7期キックオフの際に上記のお悩みについての企画を開催をしてほしい!と希望をいただいたことでした。

それを運営メンバー内で取り上げたところ、認定トレーナー仲間のyuttyさんうさぼうさんが「興味がある」と手を挙げてくださって、少しずつ準備を進めて会を開く運びとなりました。

お招きした方のプライベートなことも共有していただきながらの会だったので、具体的な表現はしませんが、

  • 職場の方も、手段として「逆算思考」をしているのであって、職場の状況を解決したいという思い(方向性)は共通するところがあるはずなので、

  • いきなり順算思考で仕事をしよう!と推し進めるのではなく(順算思考に馴染みのない人に説明するのもなかなか難しいというのもある)、

  • その人と働きながら対話をしつつ、日々のやり取りの中で、今日やろうと思っていることとその実績をその方に報告するというタスクシュート的なやり方をしてみる、というアプローチを取るという、

  • 「スモールスタート」でまずは始めてみて、少しずつ順算的な働き方の良さを相手に伝えていく(スモールウィン)のが良いのではないか

といういったところに落ち着きました。
なんともタスクシューターたちならではの落ち着きどころ、という感じですね。

月曜日の22時からと週のはじめの遅い時間からだったにもかかわらず、20名を超える方々に参加いただいて、
チャット欄で質問いただいたことにもちょいちょい答えていきながら、話を展開したり、深めて行ったりすることができました。

ありがたいことに、参考になった・面白かった、といったお声もいただき、そして何より相談してくださった方から
「自分一人では考えられなかった次の一手が見えて有意義な時間だった」
というお声をいただけたことが大変嬉しかったです。

コミュニティやイベントを補強材料とする

冒頭に述べたように、タスクシュートそれ自体はかなり個人的なものです。
そして日々の生活に密接に関わっているものでもありますから、なかなか誰にどう相談すればいいのかわからないかもしれません。

たくさんの投稿者がいる中で「ここで相談していいものだろうか…」と尻込みする方もいるかもしれません。

そんなときは、協会メンバーの誰にでもいいのでこっそり声をかけてみてください。@メンションを飛ばしてもいいですし、フレンド追加をしてDMを送る形でも大丈夫です。

コミュニティへのアクセスが難しかったら、X(Twitter)のDMでも構いません。何かしらの手段で私たちにお声がけいただけると嬉しいです。

もちろん、日々活発に投稿してくださる方々からの「こういうイベントを企画してほしい!」といったお声も大歓迎です。

タスクシュート協会メンバーは、タスクシュートの普及を通じて「自分らしい時間的豊かさを追求する」人々の手助けをしようと集まった人たちです。決してあなたからのお声がけを蔑ろにすることはありませんので、安心して声をかけてみてください。

100チャレ第8期もそのうち開催されるかも?

書籍『先送り0』を読んでタスクシュートをよりしっかりと実践してみたくなりましたか?
そしてこの記事を読んでタスクシュートのコミュニティに参加してみたいと思いましたか?

まだ正確なことは言えませんが、そんな方々もいるだろうとのことで、早くも第8期の話が出たり出なかったりしています。
タスクシュート人口もどんどん増えてきて、100チャレ参加者の枠もすぐ埋まりやすくなってきていると多いますので、ウェイティングリストに登録して情報をキャッチし忘れないようにしておいてくださいね。


もしもしかめよ かめりんでした。


今回も読んでいただきありがとうございました。
明日以降も続々と「ユタカジン」に記事がアップされていきます。
ぜひ本マガジンをフォローして日々のささやかな楽しみにしてくださると嬉しいです!

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