たしかになんかずっとスベってる気はしてた
生きるのむじーな、みたいな話
そうよ私は声に感情が乗ってない女
さそり座の女の歌詞、「どうせ」から始まりそうだけど「そうよ」、だ。
悔しい。
なんか、感情をあえて文字に起こすとしたら、悔しい、かもな。
身バレにもならんし悪口でもないから書いてしまうけども、オンライン療育というものの面接をした。
いろんなこと話そうと思ってたけど、自分の話を突っ走ってしまうのも適性がないと思われてダメかもなと思ったので受け身の会話になってしまった。
問題は多分それ以前で、自分の話し方とか他者との関わり方にあったらしい。鎧をつけて話すというか、相手の出方を伺って、自分を殺して殺して…殺すことを我慢すること、良いことだと思ってしまう。笑うのも、面接の場では憚られるかと思って押し殺してしまう。ワイシャツの方がいいかと思って白いワイシャツを着た。
こういうところが全部ダメだったみたいだ。
確かにね。わかる。
わかるぞ。
あー…。
シナリオを習っていたとき。たくさん登場人物を創った。だからわかる。こういう考えを持つ人がいる、こういう気持ちもある。こういうことを求める人がいる。
でも、それを予知する力は僕にはないな。
この人はこういう人なんだろうな、がわからないから、ガシャガシャした、ポケットいっぱいの鎧を身につけてコミュニケーションを取ってしまう。
ポケットが多すぎて必要なものが取り出せないな。
オリジナリティと普遍性のバランスが取れないんだよな。
自虐とジョークがうまく使い分けられないんだよな。
他人の目が全部怒ってるように見えちゃうんだよな。
だから、自分は怒ってない、を伝えなきゃいけないのに、怒ってるなら自分も怒る、みたいなスタンスになってしまう。
うるさいうるさいと言われてきたから、声を押し殺したような、どもったような喋り方になる。マナーを守れと言われてきたから、自分らしさを打ち消す。静かに、コソコソと生きろと言われたから、浅い会話しかできなくなる。
こういうのは抑圧されて形成されてしまったキャラクターなんじゃないかな。いまならまだ、抑圧から自分自身を解放できるんじゃないかなとも思う。
療育に携わりたいのは、自分自身を救いたいと思ったからかもしれないけど、それはあまりにも自分都合かなと思ってやめた。
自分の我儘を許してあげたいけど、それはそれで難しい。
自分の中でもう1人の誰かがずっとしゃべっている
自分がポジティブならネガティブな、自分がネガティブならポジティブな誰かが、ずーっとくっちゃべっているのだ。それがうるさくてたまらない。
でもその声が正解なのかもなと思う。
「それ良いね」と言われて「ありがとうございます」と言ってる間にも、「そうでしょそうでしょ、ここ頑張ったもんね」とか「このブランドのこのマークがとても良いと思ってて〜」とか「このデザインは他のブランドにはなくて〜」とか喋っている。でも、そんな細かいこと言っても、伝わらないわかってもらえないつまらないと思われる、という先入観があって、我慢、と思って黙っている。そうすると、浅いとか、感情がないと思われてしまうのだ。
片道一時半だけどどうする
オンライン療育は難しいだろうとのことで、現場に行って研修というか、練習みたいなものをしたら、という話になった。
行ったるわ!という気持ちになったので、往復三時間かけて行くつもりになっている。
自分はあまり、競争とかするのは好きじゃないんだけど、承認欲求で動いている気がする。
それが、気持ちのまっすぐさであったり、やる気があるように見える所以なのかもしれない。
行ったところで、何ができるのかとか、どうやって馴染むかとか全くわからない。正直めちゃくちゃ怖いし。
でも、感情が見えないとか、そういうのはめちゃくちゃ不本意で、“ようわからん世界“に入るとき、曖昧な表現をしてしまうよなぁ、という気持ちもある。
結構自分の行動は論理でできていて、できるだけさっぱりした見た目にすることで、安心感というか、そういうものもあるんじゃないかと考えたわけで…。
そういう反論みたいなものも必要だったのかなという気もするけど。
自己表現という点についても、テレビに出るような人になりたいとか、エンタメみたいなことがやりたいと思っていた頃と比べると疎かになっているような気もする。
何より自分を大事にするのだ
自己嫌悪が強かったら務まらないだろうなと思う。正直どんな仕事も。
反省とか、自分の周りを憎むことは悪いことじゃないというか、仕方ないだろうけど、自分を誰よりも大事にしていかなきゃいけないかもなと思う。
それでダメだったり向いてないと思ったら、そういう方向はやめようかなーとか、そうやって舵取りしていけば良いかな。どうなんだろ。
持論でなんとかしようとしすぎだろうか。
なんでも訓練かなーという節も多いので、とりあえず提案されたことをやってみようかなと思う。片道一時間半かけて。