2023年11月11日-16日

11月11日(土)

Netflix版「幽☆遊☆白書」のティザー見て声出して笑う。あの戸愚呂兄弟はずるい。綾野剛。やっぱり好き。

WISCを受けられることが決まったので、3件予約していた児童精神科のうち1件をキャンセル。特別支援教室の先生がぼそっと「あまりお勧めは…しません」と言っていたところ。電話受付の人はすこぶる感じがよかったのだが。
特支の先生を全面的に信用しているわけでもなく、かと言って受付の人が息子を診てくれるわけでもない。真相(このクリニックがいいとこなのか)は闇の中となった。

役所の休日開庁→コミュニティセンター→スタバ(最近の趣味)→マックで昼めしテイクアウト…と自転車で走り回っていたら、後輪の空気が完全に抜けた。タイヤチューブを交換。8,000円払う。


11月12日(日)

急に寒い。やめて。

クリニックに行ってから、息子が自分のしたい話を延々としてきたり、何かできないことがあって癇癪を起こしたりすると「これも特性か」と、ひんやりした目で見ている自分に気づく。以前は余計なことを考えず、「今・ここ」にいる息子に寄り添えていたような気がするのだが…。(※まだ診断は出ていない)
高学年になってもこうだったら可愛がれないんじゃないか?とすら頭をよぎる。ひどいことだ。「障害受容」できてるつもりだったけど、全くできていないのでは…など考え、抱えても仕方ない頭を抱える。
※この日の癇癪は眠いからってだけだった


11月13日(月)

同じ自転車とは思えないくらい進みがよくなった。なにこれ!

今朝、初めて息子が1人で登校していった!
私の朝の支度がガチで間に合わず「ごめん、ママ間に合わないから息子1人で行ってくれない?」と身も蓋もない感じではあったが…。
「えー行けない…」と言いつつ、「道バッチリ分かってるじゃん、絶対大丈夫!頼んだよ!(←?)気をつけて!」などと声をかけると、キリッと口を結び、私の目を見て頷き出かけていった。偉すぎ。でもって他のみんなこれを4月にやってるわけだ。偉すぎにも程がある…。

昼は自治体の、教育支援の課と障害福祉の課に電話。
教育支援の課には、民間のクリニックでWISCを受けられることが決まったため、自治体実施の受検枠空き待ちキャンセルの連絡。
障害福祉の課には、放課後デイサービスの給付が受けられる「受給者証」なるものの申請要件の確認。
仕方ないことだが役所への電話はいきおい勤務中の昼休みにせざるを得ず、時と場所を考えるのが煩わしい。ここ!って場所だけでも見つかれば心理的ハードルはかなり下がると思うのだが(現に金曜に電話しようと思ってたのがずれ込んだ)。


11月14日(火)

また今年も保険に入らぬまま年末調整の時期を迎えてしまった。掛け金の月々数千円が惜しい気持ちが正直全然あるが、私の感覚がおかしいのだろう…。

不登校をきっかけに我が子はHSCだと気づき、今ではHSP啓発活動をしている学生時代の友人のことを思った。SNSの内容はそれ一色になってしまったけど、元気でやっているだろうか。実際に会ったら昔と何も変わらない、愉快な彼女のままなんだろうな。

不登校は原因がよく分からず、周囲が効果的な対策をとれないことがままあると思うのだが、最近は「無理に学校に行かせないで、子供が自発的に動き出すまで見守る」という対処法をよく見る。ただそれは親にとっては出口の見えないマラソンのようなもので、精神的にかなり辛いのではないか。だから、そこに理由を見つけたくなるのもすごくよく分かる。本人(親)がそれで楽になるのなら私はアリだと思う。

ただそもそも論として、「不登校」って今の学校スタイルが合ってないだけであって、様々なスタイルの学校を好きに選べれば、どこかしらには適応できる子が大半なんじゃないかな(うちの子も不登校ではないが明らかに現在の日本の小学校が合ってない)。
こんなことを言うのも、野本響子さんの『子どもが教育を選ぶ時代へ』を読んだからである。マレーシアをはじめ他国の教育事情について書かれているのだが、日本とのあまりの違いにびっくりした。まさにカルチャーショック。
我が家はマレーシア移住たぶん無理なんだけど、「教育ってこんな在り方でも成立するんだ」って知れただけでもだいぶ良かった。
お守りのように思っている本である。


11月15日(水)

無印の泡洗顔フォームがずっと売り切れで、仕方なく泡ハンドソープで顔を洗っている。泡切れが悪く香料がきつい。在庫復活はよ…。

学童で使いたいおもちゃを「貸して」って言ったのに貸してくれなかった!と激おこ悔し泣き。帰宅してからも思い出し怒り、そして涙。何とかなだめて宿題の計算ドリルに取り掛かるも1問目の「11-8」の答えは「4」…。
「合ってる?」と訊いてくるので「…惜しいッ」と返した瞬間、全てを投げ出し「もう宿題なんて二度とやらない!」と床に突っ伏しまた涙、本日の営業は終了〜。
ディスカリキュアもあるんだろうか?
“普通”の1年生はこの問題間違えないのかな?

…色々思うところはあるが、何より厄介なのは、息子が「間違いを指摘されること」「人から教えられること」を毛嫌いすることだ(スクールカウンセラーさんもASDの子にはよくあると仰っていた※うちはまだ未診断だけど)。
そこに不機嫌も加わるととりつく島がなく、それ以上その誤答した問題について掘り下げて聞くことができない。単なる勘違いなのか理解できていないのか、できていないのだとしたらどこを?みたいなのをリサーチすらさせてもらえないのだ。それが以前は正解していた問題だったりすると、こちらは尚更「分かってんのか?」と不安になる…。

【お子さんの心理】
自分のやり方でやりたい。決められたやり方でやりたくない。
・自分流がある
・独特なやり方で計算したがる

教えられるのが嫌いな子ども:11人の保護者の声から子どもの心理を紐解く

この辺は大いに当てはまると思う。ハタから見るとめちゃくちゃ非効率だったり、どうやってんのか分からん!というやり方だとしても、口は出さない方がいいってことか…。


11月16日(木)

子供が寝てる時に布団を蹴り飛ばさなくなったので、本格的に冬の到来を感じる。

息子の ASD & LD 疑いの件、仕事、家事、小学校、保育園の同窓会的イベントの件…と諸々の“案件”で後回しになりがちなのが自身の健康のことだ。
先日受けた健康診断で紹介状を書かれた胃。やっと近所の総合病院に電話予約を取った(そろそろ有休残数が気になる…)。
そして歯が痛い。起床時が最も痛むから食いしばりだと思っているが、虫歯も併発してそう。
これはどうしよう、8月から断続的に続いている膀胱炎は。排尿痛は消えたが明らかに頻尿になっている。健診のときの腎臓の数値も基準値外だったので、自覚症状のない胃よりも気になっている。

昨日と打って変わって今日は絶好調だった息子、「11-8は?」と聞いたら「えーとちょっと待ってよえーとあれでしょ僕分かるんだよな〜…はい、3?」で合っていた。カレンダーを凝視していたので、日付の並びを使って計算したようである。31以上の数字の計算はどうするのか。それは誰にも分からない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?