片想い慣れしてない
小学校の頃からずっと、比較的モテる方だった。
大事なのは見た目じゃなくて心の優しさだよと育てられてきたので、どんな人にも優しくしてきた。
優しいから、モテた。
だから、わたし自身から選んで誰かを好きになるという事が少なかった。
何となく相手の好意を感じ、何となくわたしも好きになる、みたいなパターン。
「あの人が好き。絶対振り向かせてみせる!」というストーリーは、わたしの歴史にほぼないのだ。
好きになるには、向こうもわたしのことを好きでないといけないような気がしてしまう。
そんな許可が必要だと思っていた。
第一、片想いに良いことなんて1つもないんじゃないかとさえ思っていた。
報われないかもしれないのに。
傷付くかもしれないのに。
何が楽しいの?
だけど、
また会いたいなとか
笑顔を向けられたいなとか
喜んでほしいなとか
元気かなとか
助けたいなとか
そういうのが"好き"なのかなって。
相手がそんなにわたしに興味がなくても
それでもいいやって。
片想いって、最高の自己満足?!
自己満足って、最強なんだね。
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