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14歳の夏
何もかも
見えなくさせる この花火
恋してるよな 15秒
14歳の夏に作った短歌。
何かの賞に学校が応募してくれて、入賞したのを覚えている。
昔から恋多き女の子だったわたしは、こんな瞬間に胸を焦がして生きていた。
特別、何かひとつの趣味に没頭することもなかったわたしは、恋だけが文字通り"何もかも見えなくさせる"ものだった。
今でも、こんな瞬間に憧れて生きている。
15秒だから良い。
一瞬でも、一生でもなく、15秒。
周りはすぐに明るくなり、再び見える現実。
でもまた見失って、あなたしか見えない。
恋って計り知れないパワーだ!
脱力感が強い今朝、
またあの感覚で心を目覚めさせたいと願っている。
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