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マルチタスクが苦手な場合。

昨日イベントがありました。会社で。
新卒内定者を迎えての質疑応答&座談会みたいなもの。

今回はパートナーが企画してくれたものなので、司会進行も全部お任せで珍しく大人しく過ごしておりました。

とは言え参加者の一人ではあるので、イベントの成功を祈念して大人しくし続けることはほぼ不可能でもあったわけです。


さてさて、そんなイベントの中でこんな質問が学生からありました。

『マルチタスクが苦手で、なんかコツとかないですか?』


<あるorない>で答えるなら「ある」です。

しかし、コツというテクニックではありません。基本姿勢と表現する方が正しいかもです。

いくらマルチタスクが大好きっこな私でも
複数のタスクが並列してりゃ忘れることもあり
結構なミスをやらかす可能性さえあります。

人間の脳って単一の物事しか考えらんのですよ。

並行して物事を思考しているように感じる人もいるでしょうが、実際のところはシングルタスクを高速で切り替えてるに過ぎないと考えます。

パソコンでも同じことが言えます。
同時にアプリケーションを立ち上げまくると、限りあるメモリを大量に占有してしまいます。そしたらパワーを余分に使うし発熱しだします。そして途中で止まってしまったりすることも🙀

パソコンでイメージできない人は目の前に机があると仮定して下さい。そこに多くの資料を置いたり、道具を置いたりすればどんどん置き場がなくなります。限界点を超えると机から物が落ちてしまいます。

マルチタスクを行おうとする脳も同じ状態です。

ならばどうするか?

簡単な話。整理しながら仕事を進めればいいんですよ。

すぐ終わらせられることや電話一本かければ終わること、少し手間をかければ終わらせられることを優先して処理していきます。そうすると脳を占有していたタスクの一部がなくなって余裕が生まれます。

生まれた余裕が重要で時間がかかるタスクに使えるんです。

だからついつい後回しにしがちな簡単なタスクこそ、先に消化してしまえば限りある脳の領域を無駄なく無理なく使いこなすことができるのです!

『連絡するだけやし後でいっか〜』
『急がへんから時間空いてからやろーっと』

そんな簡単ですぐ終わるものこそ先に終わらせましょう。
それがマルチタスクへの苦手意識を減らす最善策です。

⇨脳の領域には限りがある。
⇨人間はマルチタスクはそもそもできない。
⇨簡単な仕事が積み残すほどパフォーマンスが低下する。

この意識を持って取り組んでみて下さいな。

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