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【 実体験 】不運が幸運に変わる瞬間


今日は僕の高校時代の実体験から、

「不運が幸運に変わる瞬間」と題してお伝えします。

伝えたいことは、

逆境だからこそそれを乗り越えた時に輝く

ということです。

ではいきましょう。

1. 最後の大会前に松葉杖生活

僕は高校の時は硬式野球部でした。毎日白球を追いかけて一生懸命練習をしていました。

その甲斐あってか1年の秋にはレギュラーをとり、試合に出ることが多くなりました。おそらく、かなり順調に高校野球生活を歩んでいました。

しかし最後の大会前の春先に、守備練習でダイビングキャッチをして膝を強打し、膝の小さな筋が切れて血がたまってしまいました。

血を抜いても膝が曲がらず、しばらく松葉杖生活を余儀なくされました。

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そして最後の大会はメンバーには入れましたが、
レギュラーに離れませんでした。

2. できることをやる

怪我をしてからは実践的な練習はできず悶々とする日々でしたが、

「最後の大会に間に合えばいい」

その気概だけを持ってできることをひたすらやってました。

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上半身のウエイトトレーニングをたくさんやりました。
座って素振りもしましたし、トスをあげてもらって打撃もしました。

また1軍で遠征が多くてそういった経験があまりなかったので、
周りのサポートが本当にありがたいと実感する良い機会となりました。

3. 最後の最後でかます

僕の高校は直近2〜3年がずっと初戦敗退が続いていました。
なので、初戦を取ることの大事さを全員がわかっていました。

そして、僕らの最後の大会の初戦を迎えます。

僕はレギュラーから外れてしまったのでベンチスタートです。

ベンチでも一緒に戦っていることには変わりありません。
だから全力で声を出していました。

そしてチャンスの場面で代打を告げられます。

もちろん緊張してましたが、思いの外落ち着いてました。

そして変化球でタイミングをずらされましたが、
気持ちで食らいついて勝ち越し打を打つことができました。

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あの時ベンチやスタンドが立ち上がって喜んでいた光景は、
今でも忘れません。

怪我で辛くてもできることをやり続けた結果、
最後に大きなご褒美をもらうことができました。

4. 怪我をしなければあの場面はなかった


さてここです。伝えたいことは、

良いことも悪いことも全て良い結果につながっている

ということです。

・レギュラーで出ていたらあの場面に回ってこなかったかもしれない
・上半身を鍛えられてなかったら凡フライで終わっていたかもしれない
・怪我をしてグレていたら、メンバーにすら入れなかったかもしれない
・怪我をしてグレていたら、あの場面で代打に呼ばれなかったかもしれない

そう、全て繋がっていたんです。面白いですよね。

だから今どんなに辛くても、自分にできる精一杯の事をやりましょう。
その姿を必ず見ていますし、運は自分についてきます。

助けてくれる人も必ずいます。

だから辛かったら無理にがんばらずに休んでいいんです。
人のために何かをやれば絶対に良い方向に向かっていきます。

人生はそうやってできています。

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