見出し画像

大阪市四天王寺の石舞台と奈良県桜井市の土舞台



4月22日の太子会は、毎年特別に、聖霊会として、天王寺舞楽奉納がおこなわれます。

大寺池(通称亀の池。❤亀井と間違えないように!亀井水は池の東となりですから、忘れず見学してください)の上の石舞台で舞われます。


奈良県桜井市の上の宮遺跡の導水施設の再現模様。遺跡公園として公開されています。聖徳太子が斑鳩に転居するまで住まれていた私邸の跡にまちがいないようです。

私は、広大な四天王寺の地下二メートルあたりに、人工的な導水施設があるはずだと考えています。水に注目した学術調査はまだ未知の課題です。四天王寺の導水施設を推理する、ひとつのモデルになります。

この遺跡のすぐ横に、小高い丘があり、平らな空き地になっています。そこも史跡で、土舞台、と呼ばれています。舞楽の練習場だったから、土舞台です。

舞楽が四天王寺で初演されたのは、南大門外にあった万代池の畔でした。この万代池はじめ南大門前の史跡は、市電を通すために全て破壊されました。

池のほとりで初演された舞楽は、境内の大寺池の、水上の舞台で今日まで奉納され、保存されてきました。

天王寺舞楽は、日本の芸能の元祖。水と関係深い、水上の舞楽です。

亀井堂はすぐとなりです。

亀井水を見つめながら、生演奏の舞楽の音楽を聞いていると、1400年前の時間に吸い込まれてゆきます。

おまけ🔽

大阪府太子町、聖徳太子のお墓。

亀井水の、遠近法による幾何学的設計の再現が解明されたとき、うれしくて、聖徳太子にご報告をと、レポートに三千円そえて封筒にいれ、ここの賽銭箱に納めてきました。

三千円の根拠はありません。大発見だから、一万円くらいと思いましたが、貧乏で🤔🤗🐢

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?